Eidantoei today 2024-08-18
発行日:2024-08-18
B5判/片面/リソグラフ2色刷り
内容
〈タイトル〉16ページ冊子の組み立て方法
〈タイトル〉# NoTechForApartheid|# DropNimbus|AWS(Amazon)・Google Cloudがより効率的なジェノサイドを実現する支えになっている
全文をこのページの下部に掲載します
頒布
※リソグラフ版
2024年8月にコンビニプリントで配布
※黒1色版
https://gyazo.com/d044ec3f68e6858a662384015facaa92
https://gyazo.com/8b22bd58eb50ad90cd4fbcced3ec15f5
https://gyazo.com/fd1f766c81a987862dd4d9b4d3c0c344
本文:緑色のインクの部分(No Tech For Apartheidについての文章)
このテキストは、2024年8月に書いたものです。
# NoTechForApartheid
# DropNimbus
AWS(Amazon)・Google Cloudがより効率的なジェノサイドを実現する支えになっている
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イスラエルによるパレスチナ人虐殺がずっと続いている。なおかつ生活のインフラも壊され、飢餓状態でもあり感染症も蔓延して……という過酷な状態が、ずーっと続いている。天災とかじゃなくて人間の手でそういう状態が作られている。今すぐやめろと思う。 イスラエルという国だけでなく、いろんな企業の活動がこの虐殺に加担してしまっており、不買運動も続いている。自分もスタバやマクドナルドには行かないようになり、「BDS運動」でボイコット対象とされている企業の商品・サービスはできるだけ避けてる。不買は、生活の中でできる簡単かつ効果のある抵抗活動なのだと知った。 BDS運動のボイコット対象にはAmazonとGoogleも含まれている。2社とも「パブリッククラウド」を提供しているという点で共通している。パブリッククラウドというのは主に企業とかが使うもので、自分たちでサーバやネットワークを物理的に用意しなくてもお金さえ出せば画面をポチポチ操作するだけで(或いは自動で)ITインフラを構築できるというサービスです。先述の2社は AWS、Google Cloudという名前でサービスを提供している。これ自体はめちゃ便利なものだ。世の中のあらゆるアプリやシステムの背後で使われている。自分の勤め先も、これらのクラウドなしでは何もできないほどに依存している。 ところがこれらのサービスが、イスラエルによる大量殺戮を効率よく進めることに使われている。たくさんいる顧客の1つがイスラエル政府だった、みたいな「使われちゃってる」という話ではなく、AmazonとGoogleが共同で、イスラエル政府と“Project Nimbus”と呼ばれる直接契約を結んでいるのだという。契約の公表は2021年で、その時点で「No Tech For Apartheid」という抗議運動も始まった。2023年10月以降の民族浄化にも関わっているという証言が出ている。顔認識や機械学習の技術、容量制限なく使えるクラウドストレージを活用して、パレスチナにいる人々を監視し一定の要件にマッチした人を殺す、といったシステムが動いているという。大前提として、技術って、人々がよりよく暮らせるようにするために使われるべきだろ。 いくらAmazonやGoogleが生活に密着していてボイコットしづらいからといって「仕方ない」と結論にショートカットしたら終わりだなと思う。notechforapartheid.comのサイト上で署名したり、SNSで時々シェアしたり、私生活でAmazon使うのをやめていったり、やれることからやってはいるが、この状況自体をもっと知らせる必要があるなと思って、今回ワーッと書いた。↓にページも作った。うまくまとまらない。
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詳しく知る→
■ Olive Journal——市民がつくるパレスチナ情報サイト
パレスチナに連帯するにはどうしたら……という人におすすめです。家や外で出来ること、学ぶためのブックリストがまとまっています。
■ No Tech For Apartheid (Eidantoei)
No Tech For Apartheidに関して、自分(ちかく)が見かけた情報を羅列したページです。