「もっと読みやすくしてみませんか?」という帯文に寄せて(2025-04)
2026/3/8のメモ:
本業としてブックデザインをやっているわけではない人間として、自作を事例として取り上げてもらえたことはめちゃくちゃうれしかった。と同時に、この書籍の帯にある「もっと読みやすくしてみませんか?」という問いかけに引っかかってしまい、そのことについて触れた。
これまでに見てきたいろんな手製のZINE、コピー本、配布物のことを思い浮かべていた。 もっと好き勝手に作る、雑なままで出すというマインドは、のちに共作で作りはじめた『月刊自己理解』を制作にもわりと反映されている気がする。 Source:
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趣味で本をつくるようになってから、組版・レイアウトの作業のことが楽しくて好きだなーと思っている。『えきなか まちなか ビーポップ』もいい感じにできたな〜と思って気に入っていた本なので、その観点で紹介してもらえたことがうれしい。やったー✌️ 本でもブラウザ上で動くものでも、自分は何かを作るときいきなり外観から入ることが多い。コンテンツや全体構成はそっちのけで、いきなりInDesignとかを立ち上げて紙面の数ページをある程度作ってみてしまう。試作で高揚感を得て、それが後続作業のガソリンになっている。順当に積み上げることが苦手なのか、自分にとってはそれが一番やりやすくて楽しい。好き勝手にやった結果そうなってる。 BNNから出たこの本の帯には「もっと読みやすくしてみませんか?」とか書いてあるけど、これを見て圧を感じる人がいたら、別に読みやすくしなくてもいいよ!とも思う。 リトルプレス本(ZINE・同人誌)のきらめき方は、外観のきれいさ以外にもたくさんある。乱雑さが魅力にもなりうるし、組版のルールとか割とどうでもいい気さえする。コンピューターを使わなくてもいい。各自のやりかたで好き勝手に本のかたちをしたものを作ったらいいと思う。
読みやすくしようと試みることが自分の楽しさにつながりそうだなというときは、この本が良いガイドになるのかもしれない。ここまで書いておきながら私はまだろくに読めていないが……。でも知らないこと・うろ覚えなことがいろいろ書いてありそうな予感がしているし、いずれ読みたくなる気がしている。