ZIPPER
https://gyazo.com/f4f1e5c111cccd25098fe5d915311802
使用スキン]:
利用規約
いかなる場合も、製作者EEXの許可をなく無断でインターネット上に機体データを転載する行為を禁止する
機体データを利用することは問題ない(動画内で使う 機体を改造して利用する等もOK)
機体を紹介したりする場合は、動画リンクもしくはワークショップURLを添付してください
機体スクショ:
https://scrapbox.io/files/61f408906366910020a4336e.png
操作方法:
W 前進
S 後進
Q 左車輪前進+尾翼
E 右車輪前進+尾翼
A 左車輪後進
D 右車輪後進
R (リスポーン)
F エアブレーキ+車輪逆回転
左shift 水砲ジェット+フライングブロック
1 カメラ
2短押し(1回目) ロケット2本点火
2短押し(2回目) ロケット8本点火
2長押し ロケット全点火
説明欄:
地上型トップクラスの加速性・高速性を幅7ブロック(ロケット除く)に収めながら、前面に滑らかな曲線美のヒンジ装甲を備える、芸術型トップクラスの完成度を持つパンジャン。予選では、その性能とエクスチャンのアイドル性を生かし、見事1位ゴール&72票を獲得、22位で本戦出場を勝ち取った。
公式記録:
第5回P1グランプリ エントリーNo.86
予選8日の部Fブロック:1位
投票結果:72票+60pt=132pt (22位)(本戦出場)
https://youtu.be/KvDR0k1aO5M?si=J5TOE90BNQQBU8vb
https://youtu.be/TpPN5KuOOBM?si=TbIsjZHgr24IhjaI
https://youtu.be/mqGyJSlJt5U?si=vIg0JonBMMH6oXpa
https://youtu.be/D8BaBqwJIwE?si=XQYFpGZaaRX03gkj
https://youtu.be/spDJq1dktlI?si=Gick9saUhZ-P095W
https://youtu.be/NlMpFys1TJQ?si=rpU0j-5TBjJGsYMt
以下どちゃくそポエムが続くよ 気持ち悪いね
ZIPPERとは何か。
ZIPPERは第5回P1GP本戦に出場したマシンである。
...そして、EEX-slimeがBesiegeで生み出した作品の中で最高傑作であるマシンである。
私は今までに多くのBesiegeの分野を触り、広範な知識を手に入れ、様々なマシンを作ってきた。
優秀な性能や美しさを持った機体も幾つも作ってきたと思っている。
しかしZIPPERを超える作品は存在しないし、今後も作れない。
何故か。
ZIPPERは優秀なスペックと見た目を持った機体だが、別にそれはどうでも良い。
そんなのはBesiegeをもっとやり込んで時間をかければ、作ることは可能だろう。超えられる。
しかしZIPPERにしか無い物がある。強い想いがあったのだ。
ZIPPERの設計思想は、まさに王道を行くレース機体であり、そして当時のP1環境へのアンチテーゼであった。
私は当時のP1を取り巻く環境が嫌いだった。別に今も好きでも無いが、特に嫌いであった。
パンジャンは見ての通り地上を走るマシンであるが、当時は航空型全盛期であった。
車輪は無いも等しく、全員が空を飛んでいた。私も例外では無かったが。
ルールで飛行禁止が制定されても、地上スレスレを飛ぶ事で飛行していないと言い張る者が多かった。
下り坂があれば、衝撃を吸収して上手く着地するのではなく、ピッチ制御とペラ空力で飛行して降りるパンジャンが多かった。
レースも軽視される傾向にあった。
とりあえず前に敵がいれば、狙撃やタックルで殺す事が普通であり、そこに良心など無かった。
殺した数や殺し方が評価され、全員がこぞっていかに効率的に殺すかを考えた。
視聴者もそれを求めた。殺伐としたカオスで有ることが求められ、まともなレースなどみたい人はいなかった。
コースを飛び周り、敵を効率よく殺し、倫理のないゴールをする為にマシン設計は効率化された。
軽量なフレームに謎加速ペラを大量に積み、画一的な見た目になっていった。
レースで一位を目指すガチ機体は、スキンを外せば全員同じ見た目であった。そうでない機体は芸術型のレッテルを貼られた。
見た目の差別化にはスキンが使われた。別に見た目に何もこだわってないマシンにスキンだけ塗り、それだけで見た目性能が良い、芸術点が高いと評価された。
これが私から見た当時の環境だ。
こんなに酷くない、あまりにも私を正当化しすぎだと言われたらそうかもしれない。
文章で書いたら少し過激になったが、ただ大枠としてはこのような認識をしていた。
私が好きだったP1GPは殺伐でカオスがあれど、最終的には王道のレースマシンが勝つ機体であった。
全うなレースが見たかった。
飛行性能は持たせなかった。
ピッチ制御は一切無く、ピッチスタビライザーも持たせなかった。飛行マシン達と同列に語られたくなかった。
王道たるレースマシンは地上を走る。レギュに抵触するような卑怯な手は使わない。
攻撃性能は持たせなかった。
レースに支障をもたらすと判断した。画面の隅々まで目を配らせ、全神経をレースに集中させる方が良いと考えた。
自分が有利になるまで一生レースを遅延させる倫理の無いレースをする気も無かった。
見た目にはとことんこだわった。
強いBesiegerは、見た目も性能も高いマシンを作る。私もそうなりたかった。
スキンだけで見た目を評価されるような機体にしたくなかった。バニラでもカッコよく、スキンをつける事でより引き立つマシンを作りたかった。
私はとても厄介で面倒くさい奴だった。
厄介で面倒くさい奴であったと共にとても熱意があった。
公式鯖で技術を磨いたBesiegerとしての誇りがあった。
Besiegeが好きでBesiegeをやるものとして、パンジャンだけしか見てない奴らに一泡吹かせたかった。
本戦に食い込んで、これがBesiegeのマシンだというのを見せつけたかった。
ちょっとでも真っ当なレースを求める人達を見つけ出し、増やしたかった。
P1を取り巻く環境を少しでも変えたかった。
そういう強い想いがあったから、あの機体を作れたのだ。
だから、動画編集にも時間をかけ、辛い魔境環境での練習もした。
そして最高傑作の機体となった。
そしてそれはもう作れない。
結果はどうだっただろうか。
初出場で目標は達成して上出来だったと言って良いかもしれない。
ある程度の人気を取り、本戦に上がり、どうにか決勝にまで食い込んだ。
結局ペラ航空機全盛期に航空型に勝てる訳も無く決勝四位となったが、それはしょうがない事ではあった。
GENKIDRON氏が優勝したのはある種の救いもあった。
倫理のない戦い方ではあるが、最も努力し続けた者が勝ったのだ。優勝するのも納得するレベルであった。
しかし、私は失望した。
結局何も変わる事は無かったのだ。
当時の私は自分には何かを変える力があると思いこんでいたが、当然そんなものは無かったのだ。
第5回~第6回期はP1界隈において最悪であった。
倫理というものはP1から消え去った。
表面上は初心者に優しくしているように見せかけ、公式鯖の方が厳しそうに見せるが、マルチサーバーではリスキルが横行し、人を殺す事だけが良い事とされた。
良心のあるモノは離れて行き、殺意を秘めた者だけが残っていった。
第7回になって多少は良くなったものの、あまり意識が改善しているとは思えない。
5回大会が終わった後頃に、完全にP1とは別件で私は病んでしまった。
正直もうBesiegeに対しての熱意を失っている。
のんびりやれれば良いかなくらいに思っている。だから戦闘レギュもあんまり参加しなくなった。
戦うのは疲れてしまう。あのような殺意と殺意のぶつかり合いにまともに入りたくない。
P1界隈はもうどうでも良いと思っている。なるようになれば良いと思ってる。あんまり深くは関わりたくない。
私は絵を描いて、Besiegeカオスにのんびり参加して、時たま動画を上げれればそれで良いんだ。
浅くのんびりやれれば良いんだ。もう何かに熱中するのはやりたくない。