M_PosSet_pluginの使い方
M_PosSet_pluginとは
AviUtlにあるアンカー機能の上位互換を目指したものです。
昨年に作ったプラグインで、あまり使い勝手がよくないのでお蔵入りしてました。
アンカーを沢山使えるのが利点です。
導入方法
導入方法を簡単に説明します。
1.ダウンロード
こちらのリンクにある「ver.1.0.zip」をクリックするとダウンロードすることができます。 2.ファイルをAviUtlのフォルダに移動する
M_PosSet_pluginを使用するためには、3つのファイルをAviUtlのフォルダに移動する必要があります。
M_PosSet_plugin.auf
ウィンドウの描画などを行うプラグインです。
aviutl.exeのあるフォルダ、又はpluginsフォルダに入れてください。
M_PosSet_Module.dll
ファイルに書き出された座標を読みだしたりするものです。
exedit.aufのあるフォルダに入れておくと安心です。
scriptフォルダでもいいです。
M_PosSet.anm
座標をグローバル変数で宣言するスクリプトです。
scriptフォルダ直下か、scriptフォルダ直下にあるフォルダに入れてください。
ファイルの配置例
code:file
aviutl
├── aviutl.exe
├── aviutl.ini
├── plugins
│ ├── M_PosSet_plugin.auf
│ ├── script
│ │ ├── M_PosSet_Module.dll
│ │ ├── M_PosSet.anm
│ │ └── 略
│ └── 略
└── 略
使い方
簡単に使い方を説明します。細かい使用方法はこちらを参考にしてください。 1.操作ウィンドウの表示
AviUtlのメインウィンドウの「表示」から、「M_PosSet_pluginの表示」を選択してマス目のあるウィンドウを出します。
2.アンカーを操作します
マス目のあるウィンドウ上で左ダブルクリックすると、新しいアンカーを出します。
アンカーはウィンドウ上を移動させることができます。
アンカーを削除するには、削除したいアンカーを右クリックします。
3.アンカーの座標をファイルに保存
マス目のウィンドウ上にある緑色の四角をクリックすると、現在のアンカーの座標をテキストファイルに書き出すことができます。
ここで保存したアンカーの座標は、M_PosSet.anmというスクリプトで読み込めます。
※注
緑色の四角が表示されていない場合は、AviUtlのメインウィンドウの「設定」から、「M_PosSet_ForFlag_ver.1.0の設定」を選択して、「入出力ボタン表示」にチェックを入れます。
4.座標を読み込む
M_PosSet.anmを使用して、3で保存したアンカー座標を読み込みます。
スクリプトで必須となるパラメータは以下です。
key
keyを決めます。
1の場合、アンカー系スクリプトで使用するときにMPS[1]とします。(詳細は6で説明)
三次元
チェックなしで、標準描画系のスクリプトに対応します。MPS[key]に入るのは二次元座標です。
チェックすると、拡張描画系のスクリプトに対応します。MPS[key]に入るのは三次元座標です。
FileName
読み込みたいアンカー座標を保存したファイルの名前を書きます。
読み込みたいファイルはM_PosSet_Dataフォルダにある必要があります。
test.txtを読み込みたい場合、test.txtとします。
ファイル名が長いと上手くいかないことがあります。
5.読み込んだアンカー座標を他のスクリプトで使用する
4で読み込んだアンカー座標は他のスクリプトで利用することができます。
例えば、Trackingラインというスクリプトでは「設定」→「座標」の欄に、MPS[key]と書くことで、読み込んだアンカー座標がTrackingラインに反映されます。MPS[key]のkeyにはM_PosSet.anmで設定したkeyを使用します。
動画
使い方の一部を動画にしたので、よければどうぞ。
by metaphysical bard