認知発達と進化
認知発達と進化 (認知科学の新展開 1)
友永 雅己(著) 藤田 晢也(著) 河合 優年(著) 牧岡 省吾(著) 小田 洋一(著) 松沢 哲郎(著) 落合 正行(著) 定藤 規弘(著) 乾 敏郎(編集) 安西 祐一郎(編集)
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紹介
環境との相互作用は、進化の原動力でもあり、同時に認知発達の基盤でもある。ヒトと他の動物との認知システムを比較することにより、進化の観点からヒトの認知の特徴を浮き彫りにする。認知発達や神経科学の知見からは、概念や知識がどのように表現され形作られるのかをモデル化し、脳と心のメカニズムに多角的に迫る。
目次
1 認知システムの進化(比較認知科学の視点
ヒトの認知の起源-HowからWhyへ ほか)
2 運動の発達(運動発達と人間理解
運動発達の機構 ほか)
3 乳幼児の推理の発達(推理を支える認知の基礎過程の発達
推理の道具の発達 ほか)
4 認知システムの発達(発達過程のモデル化
コネクショニスト・モデル ほか)
5 脳の可塑性と進化(脳の可塑性と発達-非侵襲的脳機能画像法によるアプローチ
脳の可塑性のメカニズム ほか)