物語 哲学の歴史 - 自分と世界を考えるために
物語 哲学の歴史 - 自分と世界を考えるために (中公新書) https://gyazo.com/1a6b8a84b79809d4f831339f89677d98
紹介
哲学とは何だろうか-。人間が世界と向き合い、自分の生の意味を顧みるとき、哲学は生まれた。古代から二一世紀の現代まで、人間は何を思考し、その精神の営為はどのような歴史を辿ってきたのだろうか。本書は、その歴史を「魂の哲学」から「意識の哲学」「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」へと展開する一つのストーリーとして描く。ヘーゲル、シュペングラー、ローティの歴史哲学を超えた、新しい哲学史への招待。
目次
序章 哲学史のストーリー
第1章 魂の哲学-古代・中世(「魂」という原理
アテナイの哲学-プラトンとアリストテレス
地中海の哲学)
第2章 意識の哲学-近代(科学革命の時代-デカルトの登場
心身問題
経験論と超越論的観念論の立場)
第3章 言語の哲学-二〇世紀(論理学の革命
ケンブリッジから
アメリカへ)
第4章 生命の哲学-二一世紀へ向けて(生の哲学
ジェイムズとベルクソン
エコロジカルな心の哲学)