Intel oneAPIの導入方法(fortran)
以下の3つを記載した順番にダウンロード・インストールする必要がある.
1.Visual Studio 2019
2.Intel® oneAPI Base Toolkit
3.Intel® oneAPI HPC Toolkit
4.PATHが通っているかチェックし、通っていなければ追加でw_fortran-compiler_pとw_ifort_runtime_pをインポート
1.Visual Studio 2019のインストール
注意点としてC言語は必ずインポートする。また,C言語インポート時に右側のオプション画面を開き,チェックが入っていないものもすべてチェックしておく方が無難?
2.Intel® oneAPI Base Toolkitのインストール
注意点として、Visual Studio2019とのリンクを必ずチェックする。
https://scrapbox.io/files/6597681dc01bdd00248d2e3c.png
get the Base kitをクリック
exefileがダウンロードされるので実行する
https://scrapbox.io/files/6597682bc01dc700246937ea.png
チェックリストにチェックを入れてcontinueをクリック
https://scrapbox.io/files/6597683fe3df1600239aad75.png
・microsoft visual studio2019の所にチェックされていることを確認する(写真では2017になっているが、2019をダウンロードしていれば2019にチェックされているはず)
ダウンロードが終わったらfinishをクリック
3.Intel® oneAPI HPC Toolkitのインストール
注意点として、Visual Studio2019とのリンクを必ずチェックする。
https://scrapbox.io/files/62a94a0837078a0023a89c5f.png
先ほどの画面に戻ってget the HPC kitをクリック
ここからは2番の手順と同様にダウンロードする
https://scrapbox.io/files/6597685743cace0025571f07.png
4. すべてのダウンロードが終わるとintel oneAPI tool が現れるのでクリック
64bitの方を選ぶこと。
https://scrapbox.io/files/659751ebc820dd0023e07774.png
Ifort と入力する。
ifort コマンドが見つかりませんのようなメッセージが出た場合,コマンド画面からOneAPIへのPATHがうまくつながってない。後述の5と6の作業を実施する。
それ以外のコメントの場合,インストールはOK。試しのテストファイル(下記↓)を持ちてfortranを実行してみる。
デスクトップにtestという名前のフォルダを作成し,その中にtest.f90という名前のfortranプログラムを格納する(Visual Studioでも,テキストファイルでも,VSCodeなどのプログラムを書けるソフトであれば何でもよい。次のテストプログラムを記述し,保存する)。
code: test.f90
program hello !このプログラムの名前はhello
print *, 'Hello World!' !コマンドプロンプト画面に次の文字を描画(print)
end program hello !programの終了文。このプログラムの名前はhello
code: コマンドプロンプトでの実行文(順番に行う)
cd C:\Users\tomok\Desktop\test !cd チェンジディレクトリでフォルダ指定している
ifort test.f90 !フォルダ内のtest.f90のプログラムをコンパイル
!成功すると・・・.exeという実行ファイルが作成される
test.exe !作成した実行ファイル.exeを実行する
!実行すると、コマンドプロンプト画面上にHello Worldと描画される
5. IFORTコマンドが見つからないPCの場合、次も公式サイトからダウンロードしてインストールする
w_fortran-compiler_p_2023.2.1.7.exe
w_ifort_runtime_p_2023.2.0.49500.exe
6. 5.の作業のあと、再び4. の作業を実施する。
以上です。