2025-03-17
Librechat
ChatGPTのUI部分をOSSで作ったもの
API経由でChatGPT, gemini, Claude を使える
APIを3,800回使うと、やっと月額20ドルに達する
APIは、毎月固定のサブスク料を支払うプランとは異なり、利用量に応じて従量課金されるシステムだ。
まず気になるのは、「本当に月額20ドルのプランより、APIの方がお得なの?」という点だろう。
ChatGPTについて、月額課金の場合と、API利用の場合で、料金をシミュレーションしてみた。使用するモデルによって料金は異なるが、ここではGPT-4oモデルを前提とする。
ChatGPT月額プラン:20ドル/月(固定)
GPT-4oモデルのAPI料金:
入力トークン:$2.50 / 1M(100万)トークン
出力トークン:$10.00 / 1M(100万)トークン
ここでは、人間とAIの1回のチャットで、往復600トークン(入力100+出力500)を使用すると仮定する。ざっくり日本語では1,000文字以下くらいの文量だ。
ユーザーが100〜200文字くらいの質問をして、AIが原稿用紙1〜2枚分の返事をしてくる、というのは、現実的なシミュレーションと言えるだろう。
この仮定の下で、API利用で20ドルを使い切るためには、約3,800回の会話が必要になる。これは1日あたり約126回であり、かなりのヘビーユーザーだと言えるだろう。
大多数のユーザーは、1日に多くて数十回しか利用しないであろうし、仕事のある平日しか使わない人も多いだろう。
ほとんどの人は、APIを経由することで、月々わずか数ドルで、各社の最新のAIモデルを使うことができるようになるはずだ。