効果のあった英語学習法
わたしの今の英語スペック
学習歴は20年くらい。英語圏留学経験なし、大学は英語系ではない。
TOEIC955点(2016年)、英語で話すのは電話でも対面でも問題なし(これは英語力というより性格の厚かましさの問題)、日本語で読めるレベルの文章だったら苦労せずに英語で読める、リスニングも同じくらい。書くのは微妙だけど間違ってもあんまり気にしないからコミュニケーションには問題なし。できないことはたくさんあるけど、「分からない!どういう意味?」と堂々と言う能力だけはある。
わたしの英語へのモチべ
崇高または生産的な目的は一切ないかも。いろんなところに行った時に言葉で困るのはいやだな〜と思うのと、飛行機の中で読むものを忘れたときに英語ができれば何かしらは読むものがあるだろうと思うくらい。活字中毒だから、自分の能力が低いせいで読むものがないという状況を何としても回避したいだけかもしれない。
個人的にやってよかった学習
公文式
小学生の頃公文で基礎文法と発音をたたき込まれたため、中1で授業で英語が始まっても落ちこぼれずに済み、結果英語を学習しつづけるモチベーションになった。直接の知人でも非帰国子女・留学未経験で英語が話せる人は公文の経験がある人が多い。
高3のころ、同じくらいの英語レベルの友人が受けたTOEICが700と聞いたので、受けていないが大学入学時は多分700くらい。
話せるようになりたくてラジオ英会話のディクテーションを1年間続けたら、TOEICは830まであがった。ディクテーションで英会話のフレーズも増えたので喋るのが怖くなくなった。 ドラマをあほほど見る
基本的に大学時代はゴシップガールとグリーとアメリカンホラーストーリーを繰り返し見て英語を覚えた。かっこいいフレーズ集を作ってかっこいいな〜と眺めたりしていた。ず〜っとアメホのセリフ"It's not a crime to be an asshole."をどこかで使ってみたいと思っている。
Podcastを聞く
大学時代はgleeのキャストがやってたポッドキャストをよく聞いていた。あとAmerican Hot Topicsとバイリンガルニュースはコンテンツとして面白いので趣味で聞いていた。最近はあんまり何も聞いてない。
多読
公文式での成功体験より、簡単な本をたくさん読むのがいいと思っている。大学の頃は背伸びして小説とかも読んでいたが、今はNewselaでおこさまが読むニュースを1日2~3本読むようにしている。時間にすると1日30分くらい。どうしても小説読みたい人は、児童書〜ヤングアダルト小説とかがいいと思う。 空いてる時間に毎日受けられるのがいい。アクセントが強い先生や、自分より英語下手な先生もたま〜にいるけど、そういう人相手の方が勉強になるとも言えるので何の問題もない。ここで場数を踏むと、実際の会話でも「意味がわかりません、もう一度説明してください」と言うこと・言われることに慣れることができるのが1番の利点だと思う。
英語以外の外国語の学習
はあ?って感じだと思うけど、私が英文法が分かるようになったのはドイツ語の文法学習の経験を通じてだと思っている。大学受験の時は英文にSVOCとかを付けるのがめちゃくちゃ苦手で、知っている単語で構成された文章しか読めなかった。だけど大学に入って、第二外国語のドイツ語を精読する授業が必修だった。ドイツ語は文法規則がかなりカッチリ決まった言語なので、それぞれの単語の意味だけでは文章の意味が組み立てられず、文法を意識しながら読むことが必要だった。そういう感じでドイツ語を4年間やってたおかげで英文の構造的なものがいつの間にかかなりクッキリ見えるようになってきた。
意味なかったかもな学習
対面でのネイティブとの英会話
小3の1年間イギリス人の先生に週1で英会話を習っていたが、時間を英語で言えなくて挫折してやめた。1年後の小4のとき、オランダで美術館のスタッフの人に"What time is it now?"と聞いたが、理解してもらえなかったのでやる気を失う。
就職後にも会社の福利厚生でネイティブとの英会話をやったけど、別にネイティブだから英語が身に付くわけもなく、話が弾まないのでやめてしまった。
難しい本を英語で読む
続かないので無意味。そういう読みかけ本は山ほどうちにある…
TOEIC対策
TOEICのリーディング問題は基本つまんないのでやる気を失いやすい。TOEICの高得点取得そのものを目指す人以外はやる必要ない。
結論
好きなことを英語でやるのが1番だな〜と思う。大学時代ビートルズが好きすぎて、ビートルズ関連の情報のみで英語を習得したという先輩がいたけど、そういう人は幸せそうだしカッコいいので羨ましい。特別に好きなことがないわたしみたいな人は、エンタメとして摂取する情報を英語にするのがいいのではないのではないかな。ゲームを英語でやったりドラマを英語で見たりツイッターゴシップを英語で摂取したり。
何にせよ崇高な目的がなくても、やめずにダラダラ続けていれば自分で満足できるくらいにはできるようになると思う。