♧⑪12/3【具体的にイメージをふくらませる 】
アウトプットデイにISAKの人たちも来るかも!
11回目のテーマプロジェクト。「アウトプットデイまであと6回です。前回の56B、7年生とやったチューニングを踏まえて、どんどん進んでいきましょう」とたいちの呼びかけからスタートした。
ぽんからは、同じ町内にあるISAK(アイザック)の人たちが遊びに来てくれることが伝えられた。これまでも交流してきたが、新型コロナのこともあってなかなか実際に会っての交流ができずにいたので、風越学園へ来るのは初めてのことだ。「ISAKにも森があって、そこを開拓したいそうです。風越学園ではどうやっているのか参考にしたいみたい。アウトプットデイの時にISAKの人たちにも伝えられる準備ができたらいいなって思います。」これまで想定していた森に来る人は、前期後期の子たち、保護者だった。そこに新しく具体的な人たちが加わったことになる。改めて、森で過ごす人はどんな人たちなのか考えるきっかけてになるかも。
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現場でイメージをふくらませる
居場所チームは、残り6日のスケジュールを確認した。これからやっていくことは大きく分けて、ベンチづくりと家づくりに分かれるようだ。確認してみると、全体のイメージがはっきりしていないことにも気づいた。以前にも実際の場所で話し合ったことはあったけど、絵にかくなど具体的にしてはいなかった。チームを話を聞きながら、ざっきーがU字道路の中にどんな配置であるのか描いていく。「ベンチはサークル状に置こう」など具体的な話もできてきた。
今後のやることやイメージを共有できたところで、ベンチチーム(こはく、しずく、せつ、ちー)と家チーム(かい、じゅん、れい)に分かれて活動をはじめた。家チームはまず計画を具体的にするために、U字道路内の開拓地に向かった。久しぶりにU字道路に向かうとまた季節が進み風景が変わっていた。葉もすっかり落ちて、見通しはかなり良くなっている。以前は「秘密基地」のような雰囲気があったのだけど、いまは「広場」という感じ。ワークショップチームの中で、特に動植物に詳しいしんのすけが、アドバイザーとして加わった。ススキに卵を生む蝶がいて、めっちゃ希少種だから極力ススキの場所は避けてほしい」など、しんのすけの具体的なアドバイスを参考にして建設予定地を決定。用意してきた杭を打った。杭を打つとさっきまで広場だったところに区切られた場所がうまれる。「あー結構小さいかも。」とかい。「こっちが北だから、扉はこっちじゃない」としんのすけ。まるでこれから建てる家が見えているようにやりとりがされていた。
戻ってきて建設計画をされたに具体的に進めた。それまではなんとなく横幅と奥行きを3mとしていたのだけど、実際の現地の様子を見てきて横幅は2mに変更していた。ざっきーと相談しながら構造を検討する。大まかな構造が決まったら、製作の役割分担。Aフレーム型住居と名付けた建物の、Aフレームはかい&じゅん、建物を支える床はれいを中心にすすめることになった。17日に完成を目指して具体的な作業が見えてきた。「これは、セルフの時間でもどんどんすすめないとだな」とかい。のこり5回ということも考えるとけっして余裕があるわけでない。ほどよい焦りもあるようだ。
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