♧⑧ 11/27 【それぞれのチームのドキュメンテーション】
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毎回プロジェクトのチームごとに書き進めているドキュメンテーション。スタッフは活動後に読みながら、「お〜こんなことも起こってたんだ!」「あの時そんな気持ちだったのか〜」などなど気づきを得ながら、とても楽しく読ませてもらっている。この日はたいちが「みんなのドキュメンテーション、どのチームもすごくいい記録が残ってる。それを多くの人に見てもらえたらなと思って、お試しであるサイトにアップしてみました!」とサイトを見せると、一同「おおー!」と身を乗り出す。
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早速、みんなでそれぞれのチームのページを探検してみる。
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ワークショップチームのドキュメンテーションでは、最初にチーム全体のその日の目標や活動内容からはじまり、後半は一人ひとりの活動や気付きがのっている。チーム全体のことも個人のことも、バランスよくわかって素敵!
次に居場所チーム。居場所チームは、記事に【相談しに行ったり、作りはじめたり】といった見出しをつけている。その日何があったかパッと一目でわかりやすい!一人ひとりの記録も充実していて、たとえばレイのコメント「今日は僕は小屋の設計図を決めた。僕は絵が下手だったけれどカイは絵がうまいからうまく書いてくれた。‥」など、チームの動きの中で一人ひとりがどんなふうに感じて活動しているのかが伝わってくる。
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川チームの全体の記録も、ていねいに書かれている。たとえばユウタは見つけた文献もまとめてのせていたり。一人ひとりの気づきや、次回することものせてあるのがいい感じ。
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それぞの記録を探検したあとは、私たちから「それぞれのチームの良いところを生かして、これから①見出し、②チーム全体の記録、③個人の気付きは忘れずに入れてみよう!」と提案。たいち「この記録を公開していくことで、進んでいる途中でもフィードバックをもらえるようにするといいかなって。おうちの人も見れるようになる。スタッフもドキュメンテーションを書いていくけど、僕たちが見ているものと、みんなが見ているものは違ったりするよね。みんなが見ているもので、このプロジェクトのことを伝えていけたらいいな。」
今まで、アウトプットdayにプロセスと成果を共有し、保護者や外部の人たちからフィードバックをもらってきた私たち。でも、アウトプットdayにまとめてではなく、もっとプロジェクトの「いま」を子どもたちの生の声でまるっと共有して、いつでも誰でもフィードバックできたらいいなと感じていた。この子たちなら、このメンバーなら、一緒にそうした新しいチャレンジができるだろうな、と。どう進化していくか、わくわくするなぁ。
続いて、来週にせまった中間発表についてざっきーから連絡。「12/1に中間発表があります。僕らはすでにお互いのことをよくわかっているけれど、他にも5・6年Bグループや7年生がいるということで、みんなにもよくわかってもらうために、まとめていこう。ただ中間発表のためだけにまとめるともったいないので、今後も使える資料を考えてみました。模造紙の真ん中に、逆Tの字を書いてみて。」とモデルを提示。今までの活動と、これからのスケジュール、悩んでいること/欲しいアドバイスの3点が書かれる仕組み。中間発表までは今日も入れてあと2回。発表準備をしつつ、それぞれチームの活動も進めていく。
ワークショップチームは、前回あらためて一人ひとりの興味関心からスタート。今日も引き続きライブラリーを拠点にしつつ、それぞれが自分のテーマに向かって動く姿があった。ユナは放射線とはそもそも何か?について、本を参考にしながらも、セルフビルドの時間の探究ノートにわかったことや疑問点を書き残していっている。ユキは、ライブラリーで鳥についての本を調べ読み浸っている。どうやら外部との連携の可能性も出てきたようだ。アオイは、風越の森にいる動物についての資料を探し、特に興味のあるノウサギについて詳しく書かれた本を見つけると嬉しそうな表情。ココロは、森についてのインタビューをスタッフ中心に早速進める姿も。「後期の人たちの森とのつながりについてどう思いますか?それはなぜですか?」など、考えさせられる質問が次々と繰り出されて後期のスタッフたちもたじたじ...!!!
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ラボをのぞくと、居場所チームが躍動中!前回から続いているベンチづくりは、座るところを作る人、足を作る人に別れてすすめている。一人ひとりがヤスリやノコギリを持って一気に進めている。大変そうだけれど、なんだか誇らしげな表情。「ノコギリの匠」のジュンは、なんと2つ目のベンチの足に取りかかっている。もしかしたら、中間発表までに2つ作れるかもしれない。
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その横では、小屋作りの計画を具体的にするためにカイが厚紙で模型を作っている。前回話題になったローインパクトな接合方法について尋ねると「釘でもいいと思うんだよね。鉄って自然界にあるものだから。」と自分なりの答えを出している様子。このアイデアも模型を作りながらさらに深まりそう。こうした様子をドキュメント担当のセツが、自分自身もノコギリで切りながら、テキストでメモをしたり写真を撮ったりしていた。活動と記録が一体になっていくのも新しい挑戦の1つかも。
川チームは、前回保健所に電話をしたときの返信がメールで届いた。かなり細かい資料だったがこれを絶対理解しよう!!とやる気満々だ。浅間環境事務所の調査でも、水質調査は行われていることを知り、改めて調査書を読む。「清冽な水」ということだが、それは自分たちでちゃんと調査したいよねと話し合う。COD、BODなどの指標の意味が分からずそれがなんなのかよく分からない。あすこまと相談してライブラリーで調べることになった。ただ、化学辞典まで引っ張り出して、用語を見つけるも、いまいちピンときていない様子。専門用語の壁はなかなか高い。この後どうするか、結構大事なポイントにきている川チーム!
最後にドキュメンテーションを書く時間も、それぞれ集中してぐっと書くことが増えてきた。冒頭でそれぞれのチームの記録のトレジャーハントをしたことを生かして、記事に見出しをつけたり、個人の記録をさらにあつく書いたり。子どもたちの言葉で、プロセスそのものから語られていくプロジェクトにしていこう。まだまだはじめたばかりだけれど、プロジェクト時間内でここまで書けるって、すごいなぁ。近日中に公開するので、ぜひ皆さんもお読みください。そして、フィードバックをいただけるとありがたいです^^
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