♧⑥ 11/19 【 自分の手元にテーマをひきよせて 】
アースデイ風越6回目。この前のプロジェクトチューニングでは、チームは違くても「みんなでつくっている」感じがよかったなぁ。これからも一緒につくっていく仲間として、毎回プチチューニングを積み重ねていくことになった。というわけで、今日もそれぞれのチームから進捗状況や計画の共有をすることからスタート。
【川チーム】ユウタ「火曜日は、みっちゃんと一緒に学校内の図書館とネットで資料探しをした。本は役立ちそうなこともいっぱいあった。ただサイトは信用できるのかできないのか、まだわからなかったりする。そこの見極めには苦戦中。今日は検査をするための方法をくわしく調べて、そのあと、水質調査もやれればいいなって思ってます。」....発表を聞いて、他のチームのメンバーもコメントをする。カイ「調べるときはwikiとかよく見てるよ。」ユウタ「wikipediaは、他の人が新しく作っているケースもあるから、ちょっと…。Youtubeとかよりはいいかもしれないけど。」情報との向き合い方についても、意見を交わし合えるのっていいな。
【居場所チーム】セツ「前回、しんさんから自然環境調査の資料を貸してもらった。それをもとに、これからどんなことが必要だったり、どんな対策がいりそうか、考えている。U字活用の方針、どの木が使っていいかとかを知ることができた。なるべく人工のものは使わない。つくるものは最低限。安心安全なものをつくる。」コハクやシズクは、前回こぐまに椅子や小屋などの作り方のアドバイスももらって、具体的なアクションにうつる準備を整えていることについての説明もあった。それを受けて、コウタロウたちは「居場所チームが考えている小屋はどれくらいの大きさ?」「そもそも小屋はなんのために作るの?」といった問いを投げかける。カイ「みんなが集まれる、入れるようなのだといいな。雨の日でも外で過ごせたり。食べるチームの人がとってきた食べ物をそこでみんなでワイワイ食べられたり。」....こうして問いを交わし合うことで、そもそもの目的や大切なところに立ち返って考えていけるのも、この場の価値なんだろうな。
【ワークショップチーム】最後は、食べるチームから改名(!?)をしたワークショップチームから。アオイ「この前はみっちゃんとも相談してオニヒョウタンボクや外来種のことを調べたりとかしました。」ココロ「今日はまずワークショップのことについて話し合って、各自やりたいものを持ち寄って、何をやるか決めようと思います。」アオイ「ワークショップをいつ、どんな内容にするかまだ決まっていない。内容は外来種のこととかなぁ。」 .....さぁ、全体像をみんなで確認したあとは、各チームの作戦タイムへ。
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川チーム〜情報検索からシナリオづくりへ!〜
前回、本やインターネットを使って川の水が飲めるかどうか?を調べはじめた川チームは、引き続き水質調査の仕方を調べる。コタは水質調査の準備についての本を開き見入っている。水質調査には様々な方法があり、中でも生物によって水質調査ができるらしいという情報が引っかかったらしく、調べている。「なんかサワガニがいるとキレイとか色々あるらしいよ。」とぽんにも教えてくれる。他のメンバーも多様な調査方法について調べる。「パックテストは終わって、それはいい感じってわかったじゃん。あとはph検査かな。リトマス紙でも調べられそうだけど、どうなのだろう。」とユウタ。「酸性かアルカリ性って、俺らが飲めばわかるんじゃない?」とコウタロウが言うと、「え〜!俺たち実験台?」と叫ぶ川チーム。「いやいや、人間が実験台になるのではなくて、保健的に示さなきゃ。」と冷静に返すユウタ(笑)。ノイは「水をとる場所って具体的にどのあたりがいいのだろう。」とつぶやきながら、川のイメージ画像を指さして、「ここの合流したところの地点でとればいいのかな?」と考えている。次回、地図を描いて、採取場所に点をつけていくとどうかな、との提案も。そうこうして、本をメインに使って様々な水質調査方法を洗い出した川チームは、保健所に連絡するためのシナリオづくりもスタート。敬語の使い方、相手に伝わりやすい表現の仕方など、お互いにアドバイスし合いながら仕上げていく。次回はあすこまさんにも添削してもらおうよ、と風越のスタッフをどんどん活かそうとする姿も。
振り返りの時間では、スケジュールをもう一度見直し、改めてアウトプットday・中間発表に向けてスケジュールを書き直す。コッチャム「あんまり時間ないじゃん!」とヒリヒリ。コウタロウ「メニュー制作の人と、全校に(川について)広めたりすることを考えるチームに分かれたらどうだろう。風の子新聞にものせてもらってもいいかも」と、今後分担してさらに効率よく進めていくための提案も!
ワークショップチーム〜それぞれのテーマや問いをみつめなおす〜
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前回はみっちゃんのミニレッスンの後、情報探索を進めたワークショップチーム。外来種についてグイグイ進めるしんのすけをモデルに、それぞれのテーマが深まった方が面白そう。そこで中間発表までは個人でプロジェクトを進めることに。まずはアイディアを出すところから。「みんなでアイディアを出した方がいいよ!」とココロの提案でみんなでブレストしてみる。外来種、風越にいる生き物、放射線と大きなテーマが出てくる。「私はやっぱり動物かなぁ〜。」とアオイ。「植物の実とか種類を見分けられるといいかも」とユナ。「クイズにしたら面白そう!」とココロ。ユキ「ユキも生き物がいいかなぁ〜」とそれぞれの調べたいことを決める。浅間自然環境事務所の環境報告書をそれぞれ見ながら調査を進める。今日は植物や生き物を知るところまででタイムアップ。ここからは得た情報から何を考えるか、どんな問いに迫るかがポイントになりそう。次回はそれぞれのテーマや問いをはっきりさせるところから進めよう!
居場所チーム〜情報を調べつつ、つくりすすめる〜
前回、環境調査報告書を読んで分かった活用エリアの情報を頼りに、3つに分かれて動き始めた居場所チーム。セツは、みっちゃんからアドバイスをもらいながら、引き続き資料にあたる。コハクとシズクは、「イスだと時間がかかりそうで、ベンチだとわりと短い時間でできそうみたい」と前回こぐまとやり取り分かったことをチームメンバーに共有してから、さらにこぐまと具体的な話をするために図工室に向かった。チー、カイ、レイと、今回から加わったジュンは、校舎前の森で伐採された木が使えると聞いたので、使えそうなものがあるか見に出かけることにした。それぞれがしばらく活動してから工房に集まり、持ってきた材料を使ってさっそくベンチづくりが始まる。コハクが、丸太にV字の切り込みを入れるが、堅くてなかなか進まない。「ジュン、長いのこぎりを持ってきたら?」と声をかけると、「そうだね。僕、ノコギリの匠だから!」とジュンがセルフビルドの時間に鍛えた技でどんどん切り進めた。実際作ってみると、どうやら中間発表までには1つ2つつくれそうということが分かった。情報を調べつつ、作り進めるといういい感じの展開。どちらもうまく合わさることで、さらに問いに迫ったアウトプットに繋がりそう!この調子でみんなでつくっていこう。
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