セッションの目的
セッションは、参加者すべてが充実した楽しい時間を過ごすことを目的としている。もちろん、充実した楽しい時間を過ごすのなら、ゲーム以外の方法や遊びなどいくつもある。だが、我々はその場の中心に『DX3rd』のセッションがあることを望んでいるし、他のどんな物よりも充実した楽しい時間を過ごせると考えている。そして、最終的なセッションの目的とは、参加者全員が「また遊ぼう」と思い、そのように行動することである。ルールのすべては、この目的を達成するために存在しているのだ。 ゲームと呼ばれるものの多くには、勝敗が存在する。というより、ゲームとは基本的に参加者同士が対戦し、勝敗を決するものである。スポーツはもちろんのこと、囲碁や将棋といった思考ゲーム、トランプを始めとしたテーブルゲームもそうだ。これらは、ゲームの終了とともに、ルールによって参加者は勝者と敗者に分けられる。だが、『DX3rd』では参加者は互いに敵対していないし、するべきではない。 だが、あえて『DX3rd』における勝利について定義してみたい。我々はセッションの参加者が勝利することを実現するために、どのように行動するべきかを考えてもらった方がセッションが面白くなると考えるためである。『DX3rd』の勝利とは、参加者全員ができるだけ多くの経験点を得るということだ。そのように行動したセッションは、面白く楽しいものになっているように『DX3rd』はデザインされている。もちろん、すべては前述の『セッションの目的』を達成するためなのだ。