カバーリングとガードについて
カバーリングとガードの関係について、攻撃の対象とリアクションのケース分けをして以下に解説する。
なお、以下の解説ではカバーリングを行なおうとするキャラクターのことを「防御者」と呼称する。
防御者のみが攻撃の対象となった。
通常どおり、ドッジかガードを選択すること。カバーリングの必要はない。
他のキャラひとりが攻撃の対象となった
まず、狙われたキャラクターがドッジをするかガードをするかを選択すること。
その結果攻撃が命中したら、ダメージロールの直前に防御者がカバーリングの宣言をすること。
この時、防御者は「自分がガードしたものとしてダメージを算出できる。狙われたキャラクターがドッジをしていても、ガードをしていても関係はない。
範囲攻撃の対象となった
ここでは、「防御者と他のキャラクターが、範囲攻撃によって同時に攻撃の対象となった」ことを想定する。
まず、防御者、他のキャラクター共に個別にリアクションを取ること。この時、防御者がドッジを選択するか、ガードを選択するかによって場合が変わる。
防御者がドッジを行なった
リアクションの結果、防御者と他のキャラクターの双方に攻撃が命中したとする。
ダメージロールの直前に防御者はカバーリングの宣言を行なえるが、この時は通常どおりダメージを算出し、その結果を2倍にすること。ガードを行なったものとして算出することはできない。
防御者がドッジに成功し、他のキャラクターのみに命中し、カバーリングを宣言した時も同じである。ダメージを2倍にしないだけで、ガードを行なったことにはできない。
これは「ドッジを行なった後に、ガードであったことにできる」という処理を防ぐためだ。
防御者がガードを行なった
リアクションの結果、防御者と他のキャラクターの双方に攻撃が命中したとする。リアクションに防御者がガードを宣言していた場合。カバーリングを行ない、ダメージを算出する際には、ダメージから装甲値とそしてガード値を差し引いて計算し、その結果を2倍にすること。
他のキャラ複数が攻撃の対象になった
範囲攻撃の際、防御者が攻撃の対象にならなかった場合である。
これは「他のキャラひとりが攻撃の対象になった」際の処理と変わらない。