ウロボロスのエフェクトに関するルール
ウロボロスには、《原初の赤》など、他のシンドロームのエフェクトを取得できるエフェクトがいくつか存在する。
現状、該当するエフェクトは以下のとおり。
《影の武具》
《原初の青》
《原初の赤》
《原初の黄》
《原初の縁》
《原初の紫》
《原初の白》
《原初の黒》
《原初の歳》
《イージーフェイカー》
コピー系エフェクトの扱い
コピーしたエフェクトは、コピー元のシンドロームではなく、ウロボロスのシンドロームのエフェクトとして扱う。
たとえば、「技能:シンドローム」である《主の右腕》を《原初の赤》で取得したとしよう。以降、これはウロボロスのメジャーアクションのエフェクトと組み合わせることはできても、エンジェルハィロゥのそれとは(他にエンジェルハイロゥのエフェクトを組み合わせない限り)組み合わせられなくなる。
ただし、エフェクトの本文中に書かれているシンドローム名までがウロボロスのそれに変更されるわけではない。もし《主の恩恵》を《原初の青》で取得した場合、その効果を受けられるのは「エンジェルハィロゥのエフェクトを組み合わせた判定」のままである。
取得の制限
コピーしたエフェクトと、元のエフェクトは同名のエフェクトとして扱う。よって、別々に取得することはできない。《原初の赤:主の右腕》をすでに取得している場合、たとえエンジェルハィロゥのシンドロームを持っていたり、Dロイスなどの効果で任意のエフェクトを取得できるような場合でも、《主の右腕》は取得できない。逆も同様である。
また、《原初の赤:主の右腕》《原初の赤:魔王の理》といったように、別のエフェクトを選んだからといって、同じコピー系エフェクトを複数取得することもできない。
コピーしたエフェクトの成長
コピーしたエフェクトは、他のエフェクト同様に、経験点でレベルを上げられる。
取得できる最大レベル
コピーしたエフェクトは、ウロボロスのエフェクトとして、ブリードによる最大レベルへの修正を受ける。
たとえば、本来の最大レベルが3のエフェクトの場合、あなたがウロボロスのピュアプリードならば最大レベルは5、クロスブリードならば3、トライプリードならば2となる。コピ一元のシンドロームを持っているかどうかによっては左右されない。
オプショナルシンドロームの制限
前述したように、コピーしたエフェクトはウロボロスのエフェクトとして扱う。よって、トライブリードのキャラクターが受けるエフェクトの取得制限もそれに準じたものとなる。
たとえば、エンジェルハィロゥをオプショナルシンドロームとして持つウロボロスのキャラクターは《原初の白》でなら《光の衣》を取得できることになる。
使用回数制限のあるエフェクト
コピー系エフェクトのいくつかには「使用回数制限のあるエフェクトを取得した場合~」と書かれたものが存在する。ここでいう使用回数制限とは、「1ラウンドに1回まで使用できる」「1シナリオに3回まで使用できる」といった、何らかの形で使用回数が定められているエフェクトを指す。
コピーできないエフェクト
《原初の赤》のように、コピーできるエフェクトについてタイミングがひとつ指定されているものは、「タイミング:メジャーアクション/リアクション」のような、複数のタイミングがあるスキルをコピーできない。たとえば、《原初の赤》や《原初の緑》で、ノイマンの《コンバットシステム》はコピーできないのである。《原初の白》のように、コピーするエフェクトについてタイミングが指定されていない場合は、《コンバットシステム》をコピーできる。
また、本書で追加されたリミットエフェクトもコピーできない。