UGN設立〜コードウェル博士の死
UGNの設立と拡大
UGN設立時、中東でのレネゲイドウィルスの拡散から既に数年が経過していた。各国は原因不明の超常現象への対応に苦慮しており、中でも被害の大きかったヨーロッパ諸国と、ヨーロッパを中心とした超巨大多国籍企業ランカスターグループは、早々にUGNへの協力を申し出た。
それをきっかけに、レネゲイド被害に苦しんでいた各国政府が追随。政治的な成功と、ランカスターグループの莫大な財力を背景に、UGNは文字通り世界的な組織となっていく。
コードウェル博士の死
UGN設立から五年後、コードウェル博士がニュージーランドに設立されていたランカスター系列の研究所で死亡するという事件が発生する。レネゲイド投与の動物実験の最中であり、暴走した実験体により研究所は全壊、生存者なしという悲劇的な事件であった。また、この時点で、コードウェル博士個人のカリスマと手腕で動いていたUGNという組織はその性質を変えはじめる。