開いているopmlファイルの内容を取得するScript

opml.getCurrentObject()を使えば、今開いているopmlファイルの情報がJavaScriptオブジェクトとして取得できる。

実際に使ってみよう。

Scripts menu.opmlに、以下のようなコードを書いてみる

https://gyazo.com/fc104cd777aafb40db653cd337943633

const temp = opml.getCurrentObject ()では、変数tempを宣言し、そこにopml.getCurrentObject()で返ってきた内容を代入している。

つまり、tempの中身は、現在開いているopmlファイルの中身がJavaScriptオブジェクトになったもの。

dialog.alert (temp)は、その中身をダイアログで表示させるもの。

これをScripts menuから実行すると以下のダイアログが表示される。

https://gyazo.com/8c9e57131d09fcf97b7231a996fd4958

中身はわからないが、何かしらのオブジェクトが入っているのはわかる。

中身が見たければ、JavaScriptコンソールで同種の手順を行うと中身が見える。

https://gyazo.com/4f2be20dd85eaff9cddbfaff8d45af52

JavaScriptオブジェクトへのアクセスは、以下のように書けばいい。

オブジェクト名.要素名

このオブジェクトの直下にはheadがあるので、それにアクセスしてみる。

アラート部分を以下に書き換える。そして実行する。

dialog.alert (temp.head)

同様に以下のようなダイアログが表示される。https://gyazo.com/68047c33ac50558312b04b8f5674718b

このheadは、さらにtitleという要素を持つ。それにアクセスする。

アラート部分を以下に書き換える。そして実行する。

dialog.alert (temp.head.title)

今度はテキストが表示された。

https://gyazo.com/f26c8612536e0b4aba053e0ec38eb39d

今開いているファイルのタイトルが表示されている。

無事アクセスできていることが確認できた。

ここまでは簡単。

同じようにtemp.bodyの中に本文が入っているが、本文以外も入っているので扱うのはちょっと工夫が必要。

階層を扱う場合は、再帰的な処理を回していく必要がある。