Fused glass kids art WS
2020_01_13
子供に混じって子供に混じって、Bluff Elementary でのガラスアートのWSに参加してきました。ガラス細工自体、全く経験がないので、その技術的興味もありましたが、afterschool を初めて数年、他の方がどのように子供に接して、どのように教えるのかに興味があって参加しました。
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娘のkindergardenクラスは本日は3回ある中の初日、お昼ご飯前に45分の授業でした。ただ、それでも、特に子供との接し方について、目から鱗がボロボロ落ちるほどに勉強になりました。特に勉強になったのは下記3点。
1 準備
部屋に入ると、まずはホワイトボードに先生の名前に今日のスケジュールが完璧に書かれており、子供たちが座る机の上にはクラスで使う道具がおかれていました。ただ、まず部屋に入った子供たちは、その机の場所に座るのではありません。その手間と先生の間に置かれていたカーペットに座らされました。
2 細切れ時間配分(特に小さい子には有効かも)
本日のやること、道具、材料、の紹介が続きます。そして、今回のガラス細工のテーマである虫のこと、昆虫と蜘蛛の違いなどを説明してくださいました。こちらではスライドが使われました。(この間約25分)
そして、先生の実演です。(約5分)
ついに生徒が実践します。机に座って制作開始。今日は初日なので、紙を使ってのデザイン作業。あらかじめ切られた好きな色を選んで張る、という作業なので、図案作成といってもゼロから考える必要はなく、また3歳児にもできる内容で、みんなどんどん手が動きました。(約10分)
最後に、出来た図案を一か所に集めて、みんなの達成感を盛り上げてさようなら。(約5分)
つまり、45分の授業といっても、実際に机に座って、制作したのはものの10分程。内容を細かく分けて授業が行われていて、45分間、子供は飽きずに、手もち無沙汰になることなく楽しみました。
3 対話
そして、何より素晴らしかったのはCarrie先生の対話力。最初にみんなの名前を確認することから始まり、各箇所で生徒と対話、生徒に質問をしながら、子供たちがついてきてるか、理解を確認しながら45分間を過ごしていたような気がします。また、道具、素材の説明についても、「これは何々です。」と紹介するだけではなく、何度も「これの名前はなんだっけ?」などと、質問、確認を繰り返し、作業だけでなく、子供たちに新しい語彙も授けてくださいました。この語彙については、ついつい建築用語を日常単語の様に使ってしまいがちな私には、(忘れてた!)と大きな気づきになりました。
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