Bluff baloon festival 2020
2020_01_18
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また、Bluff baloon festivalの時期がやってきました。今年は、2019年のデザインビルドブラフのボランティアをしてくれたエイドリアンといっしょにフェス中に、いろいろなイベントに参加しました。
1日目
初日は風と雨が強くバルーンを飛ばすことができませんでしたが、夕方行われたブラフ小学校主催のファンドレイズパーティーに参加しました。パーティーでは、ナバホタコを1皿10ドルで販売し利益を寄付にしています。
そのナバホタコのフライブレッドを作るボランティアに参加しました。フライブレッドはナバホの伝統的な主食です。
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両手の親指の付け根でペタペタして、生地を平べったく伸ばして油で揚げます。
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いただいたナバホタコ。
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隣に置いてあるのはクレヨンで、ミズーリから1週間、教育実習のためにブラフに滞在していた大学生たちがボランティアで準備してくれた、子供たちのためのアクティビティーです。パーティー中、子供たちは、この緑の紙に、落書きし放題です。
ボランティアは、Mizzou Alternative Breaksというプログラムで、ウェブサイトは、こちら。アメリカ国内や海外のコミュニティをお手伝いする、学生主体のボランティア活動組織です。この1週間は、ブラフ小学校で小学生の教育をお手伝いしていて、このパーティーの準備や後片付けを手伝っていました。写真は、ケーリーさん。後ろの方に写っているのが、グレイスさん。娘たちと友達になってくれました。 https://doubledotdesign.gyazo.com/cee7a9ad9223342316a3d3bbcbd8a7cd
夕食を食べている間に小学校の学生が歌とダンスを披露していました。写真はファイアダンス。
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2日目
2日目の土曜日、朝7時にコミュニティーセンターに集合。
バルーンに乗りたいボランティアは、組織スタッフにお願いして、バルーンのチームを1つ紹介してもらいます。
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まずは朝礼。最初にルールを説明。車をなるべく道路の外に出さないようにと説明を受けました。
次に、バルーン所有者のなかでも、リーダー格のブライアンさんが今日の気象情報を説明。ソルトレークシティの映像制作会社のGood lineがBluff Baloon fesの特集動画を制作しており、動画撮影していました。 https://doubledotdesign.gyazo.com/1f6740234a22f66bf909486dcc385ea4
日の出の直前と直後の2回、ヘリウムを入れた風船、パイボール(パイロットボール)を上空に飛ばして上空の風の状況を確認します。リーダー格のブライアンさんがバルーンを空に放します。
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風船が真上に上がり上空の大気が安定していることが確認できたので、さあ出発。それぞれのバルーンチームが、どこから離陸するかを考えながら、車に乗り込み、出発し、それぞれ、バルーンをあげる場所まで移動しました。
今回、僕たちはダニエルさん(Daniel Schulz)とスーザンさんのバルーンをボランティアとして手伝うことになりました。ダニエルさんは、ニューメキシコのベレンという町に住んでいて、Mystique Angelというバルーンを所有しています。
そのバルーンを離陸させるのは、僕たちの家の隣、ツインロックカフェの駐車場でした。
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ダニエルさん達はバルーンをコンパクトにまとめてトラックの後ろに積んでます。トレーラにすべての荷物を積み込んで、トレーラーをけん引しているチームと、すべてをコンパクトにまとめていてるチームがいて、とても勉強になります。コンパクトにまとめているチームは、車の荷物の積み下ろしに油圧式のリフトを車の荷台に設置していました。ダニエルさんの車に設置されていたのは、Tommy Gate社のモデル番号601040の油圧式リフト。僕たちも建築施工中に重い荷物の積み下ろしに苦労しているので、詳しく調べてみようと思いました。
ダニエルさん達は年間で15回位、バルーン・フェスに参加しているそうです。ほとんどが11月から2月の冬に集まっていて、冬は毎週のように、旅行して、フェスに参加しているそうです。ちなみに、夏は、ほかのレジャーが忙しくて、バルーン・フェスはあまり無いようです。大きなバルーン・フェスは、アルバカーキで行われるもの(Albuquerque International Balloon fiesta)で、600のバルーンチームが集まるそうです。
ダニエルさんのバルーンは1986年に購入したものです。バルーンを作っている会社はアメリカに5社しかなくて、そのうちの1つでアダムスと言う会社。バルーンの購入時、一番いいパラシュートの素材だったそうです。Rip stop nylon fabricと言う素材で、テントなどで使っている素材と同じだそうですが、シリコン加工がしてあるのが、テント素材と違うようです。
このバルーンは4人乗りで、新品の値段は約350万円だそうです。
バスケットの内部には約25ガロンのガスタンクが4本入っています。重さは、30Kgのガスタンクが4つ、バスケットが約70kg、バルーン部分が約70Kg。バルーン全体で約260Kg。
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バルーンは、80,000 cu. ft. (キュービックフィート)の大きさで、バルーンを膨らませた時の、円周や、約65フィート。 このバルーンは普通のタイプで、このほかに、空中で上下移動が簡単に行える縦長のレース用(円周約45フィート)のバルーンも有るようです。
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標高計がついていて、ブラフの村が約4000フィートであることを再認識。
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このスロットルを開くと、3メートル位の大きな炎があがります。ボーーと、ものすごい音です。
バルーンの口の中に空気を入れながら収納袋を引きずってバルーンを出し、ある程度まで膨らませます。このバルーンの口を抑える為に、防寒具が不燃性で有ることを確認しました。バーナーでバルーン内部を温めるときに、事故が起こらないように安全確認もしっかり行っています。
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ある程度、膨らんだところでバーナーでバルーン内部の空気を温めて一気に起こします。
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マスコットをしっかり括り付けたら準備完了。
バルーンが降りてくるのを待ってる間に、近くにいたCanyon FPVと言うドローン会社と少し話をしました。
FPVをつけさせてもらって操縦士の映像と同じ映像を見させてもらえました。目がぐるぐる回るようでしたがとても楽しい体験でした。
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ただ、ドローンをバルーンの近くに飛ばしすぎて、少し怒られてしまいました。ドローンはバルーンから最低200フィート放してほしいということでしたので、次回から気をつけます。
約2時間のバルーンフライトの後、片付けを手伝いました。
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バルーンのファブリックをしまう。安全監理を徹底して行っている人たちの結び方は、とても綺麗。デイジーチェーンと言う結び方です。
バルーンの片付け終わった後に、ブラフ・コミュニティー・センターで行われているアート・マーケットに参加しました。
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マーケット会場で、地元のホワイトホース高校がワークショップを開催しており、娘たちが参加しました。
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会場の外では近くの街からプロパンガス車を手配しており無料でガスを供給していました。私乗り込み家のガスもこの会社にお願いしており、運転手とは顔馴染みでした。
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ワークショップに参加した後、ブラフのローカル・アーティスト、ステファニーさんのアートギャラリーに寄りました。このバルーン・フェスの間、無料でホットチョコレートのサービスがあるオープンハウスをしていました。
アートギャラリーは、彼女の住宅の隣にあり、1970年代に建てられたバプティストの教会だった建物を2014年にリモデルして、ギャラニーにしていました。
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夜は、コミュニティセンターでバルーンを膨らませて、ライトアップ。遅れて参加したら、すべてのバルーンが、後片付けしていて、見ることが出来ませんでした。
写真は2013年のライトアップ。
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そのかわり、僕たちが施工したコミュニティキッチンでアイスクリームを販売していたので、1つ頂きました。
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コミュニティキッチンのアウトサイドファイヤープレイスをバックに地元のDJがノリノリの音楽を提要。
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3日目
日曜日、最終日はバリーオブゴッズで集合。
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ブラフから車で三十分運転してバリーオブゴッドに到着。
パイボールを上空に上げて、大気の状態を確認。ほとんど風が無く、飛行可能と判断。初めて、バリーオブゴッズでバルーンフェスティバルに参加しました。
すぐそばで、マーチンルーサーキングの休日を使ってキャンプに来ている人のすぐそばでバルーンの準備開始。キャンプに来ていたひとは、早朝に急に車が数十台、近くに止まって、さぞびっくりしたでしょう。でも、みんな、バルーンをこんなに近くでみるのは初めてのようで、嬉しそうに準備を手伝ってくれました。
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近くにキャンプをしていた人たち。
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ダニエルさんの愛犬ブリーはバルーンの飛行中は、地上でお留守番です。後ろにあるのは、近くにキャンプしていた人たちのキャンピングトレーラー。
友人のエイドリアンが最初に乗せて頂き、飛行しまた。
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着地後、バルーンの上部を開いて、あっという間にぺっちゃんこ。
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このような地形で飛行することがあまり無いようで、バルーンのオーナーは、このブラフバルーンフェスティバルは毎年とても楽しいと言っていました。また来年、会うことを約束して、お別れしました。
家に帰ってきて子供たちとクラフトタイム。バルーンを作って天井にモビールとして飾り、お祝いをしました。
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