macOS14.4でJetBrainsIDEを比較的安定させるワークアラウンド
macOS Sonoma 14.4.1 で修正された模様
macOS 14.4 で JetBrains IDE を使用していると OS の変更の都合で Javaランタイムが不安定になるとのこと。 その影響で Javaランタイム上で動作するアプリケーションも不安定になるらしい。
暫定対応
完全な回避策は存在しないが、不安定になる頻度を抑える Javaランタイムが JetBrains からリリースされている
以下のチケットで公開されているランタイムをまずはダウンロードしてインストールする
公開されているワークアラウンドには、別の問題でJCEF(組み込みブラウザ)に起因するクラッシュが起こるため追加でJVMの起動オプションから JCEF Sandbox をオフにする設定が必要になる(後述)
インストールが完了したら、利用している JetBrains IDE をぞれぞれ起動して、コマンドパレットから「IDE の起動 Javaランタイムを選択」を開く
https://gyazo.com/4c4b4ffb55431c4934a4a8d9235bc084
表示されたダイアログで、「カスタムランタイムの追加」を選択
https://gyazo.com/a593da8cd8a185c8d1fbb2935aa03501
今回インストールしたランタイムを選択する。
https://gyazo.com/83c19a744d8346f01b0ff8914595c4c6
場所にパスが入ったことを確認してOKを押し、IDEを再起動すれば適用が完了する。
もとに戻すときは、左下の「デフォルトランタイムの使用」をクリックすればOK。
https://gyazo.com/5c24544691b06420c849176e15f9bb2d
JVMの設定
https://gyazo.com/3c5c8d2ca7bb9ba32440f61505900d03
公開されているワークアラウンドに存在する JCEF のクラッシュ問題に対応するため、以下の設定を IDE が使用する JVM 設定に追加する必要がある
IDEを起動している場合は、「ヘルプ|カスタムプロパティの編集」を選択して以下の内容を追記する。
code:sh
ide.browser.jcef.sandbox.enable=false
もしくは「ヘルプ|カスタムVMオプションの編集」から設定する場合は以下の内容を追記する。こちらはToolBoxのIDEの設定からも編集できる。
code:sh
-Dide.browser.jcef.sandbox.enable=false
関連