AWS上に作ったものを削除しておこう
さて、ひととおりAWS上での実践が終わりました!
AWSアカウントを作ってから1年間は無料利用枠が適用されますが、練習用のインスタンスを立てたことを忘れて、そのまま1年経つと通常通りの従量課金となります。
今回の練習で作ったロードバランサー・インスタンス・タスク・サービス・クラスターを削除しておきましょう。
ロードバランサーが利用可能になると、ロードバランサーの実行時間に応じて 1 時間ごと、または 1 時間未満の時間について課金されます。
ロードバランサーを削除しても、登録済みターゲットには影響を与えない点に注意してください。たとえば、EC2 インスタンスは実行を続け、ターゲットグループに登録されたままです。ターゲットグループを削除するには、「ターゲットグループの削除」を参照してください。
ロードバランサーを削除しよう
▼左サイドメニューのロードバランシングの欄から「ロードバランサー」を選択します。
該当のロードバランサー(今回はphp-load-balancer)にチェックを入れて 「アクション」、「削除」 を選択します。
https://gyazo.com/37eb6f33340919aaf9398dd8a53f31d1
確認を求めるメッセージが表示されたら、「Yes, Delete」を選択します。
▼ロードバランサーを削除できました!
https://gyazo.com/afeb7332aa9dc46d45734ad6c76c714f
ロードバランサーは削除しましたが、まだインスタンス、タスク、サービスが動いています。
もう使わないであろうこの子たちも削除しておきましょう。
インスタンスを削除する
ECSを開き、「ECSインスタンス」タブをクリック。
インスタンスの必要数を「0」にして「スケール」をクリックします。
しばらく待って画面を更新するとインスタンスが消えるはずです。
https://gyazo.com/b8addbb66284f41b768e74939605a20b
▼インスタンスを消すことができました
https://gyazo.com/4d49bb1295a34b2b9223b91f2339a0e5
タスクを停止する
ECSを開き、クラスターからphp-clusterを選択します。
「タスク」タブをクリックし、すべてのタスクのチェックをONにしたら「アクション」プルダウンから停止をクリックします。
「タスクが正常に停止しました」と出ればOKです。
https://gyazo.com/0bc4d01571a6e1a2bc18ef81c1fb3a01
サービスを削除する
続いて「サービス」タブをクリックし、php-serviceの横のチェックをONにしたら「削除」をクリックします。
https://gyazo.com/778ef5f032005bdcb187c5bcc666a3ed
「本当に削除していいですか?」という警告が出ます。
空欄の部分に delete me と入力し「削除」をクリックします。
https://gyazo.com/380f2c122a47d2ee11382b29e4554ef8
クラスターを削除する
▼最後にクラスタも削除しましょう。
右上の「クラスターの削除」ボタンをクリックします。
https://gyazo.com/6b6ca425981b25251758c2614642f8c4
念のため、Webブラウザ上からも確認してください。
https://gyazo.com/77f94cbc6c56829feed9b165f8c279a2
これでロードバランサー・サービス・タスク・クラスターが削除できました!
llminatoll.icon☘コラム
「何を使ったか忘れてしまって、全部消せたか心配」という方は、AWSアカウント自体を停止しておくと安心でしょう。
アカウントの停止方法について詳しくは mochikoさん著の AWSをはじめよう 10章1節「無料の1年間が終わる前にやっておくべきこと」という内容がありますので知りたい方は参考にしてみてください。