TEPRA
2024/10/7 , 2024/10/16
スマホからBluetoothでコントロールできるタイプの6000円弱のものを購入した,SR-R2500P.TEPRAは前から少し気になっていた.熱収縮チューブとマット紙のカートリッジが有る,豊富ということで.
ところが,買ってみて初めてわかったのだが,このTEPRAには落とし穴がたくさんあった.
ラベルの剥離紙を剥がすのが難儀.どうしても角っこにダメージを与えてしまう.ハーフカットはさみ が別途必要+手動の作業を伴う.高価なモデルにはハーフカッターが機能として入っているらしいけれど,自分の買ったモデルにはなかった.
しかも ハーフカットはさみ が,テープの厚みによってはうまく機能しない,めんどくせー
Macから使うことができなかった.Macから使えるのは有線USBモデルか,WiFiモデルで,Bluetoothモデルはダメらしい
iPhoneから使うことにしたのだが,アプリの出来が悪い
アプリは2種類あって,手数少なめのおしゃれなアプリ(Hello) と 機能に振ったアプリ(TEPRA LINK 2)
いずれも Bluetooth の再接続をしないので,TEPRA本体の電源を立ち上げるごとに,設定→Bluetooth→接続 を辿らないといけない.こんなアプリは初めてだ
最初 Hello を使ってみたが,一度印刷したものをもう一度印刷する,枚数を代えて印刷する,文言を少し変えて印刷する というラベルライタでよく使うこれらの操作で躓くとは思わなかった.UIが直感的でない.UXが貧しい
テンプレートはやたらにたくさんあってそのとおりに印字するだけならいいが,ちょっと変えようとすると面倒くさくてたまらない
とはいえこのあたりはもう少し慣れも必要か
剥離紙がうまく剥離しづらいのは致命的.綺麗に仕上げたいのに「いつも右下がヨレてるね」ということになってしまう.そういうわけで,自作電子機器,シンセやエフェクタ工作のラベルライタ レタリングには,Brother P-touch に軍配が上がると思う.
原案を作って→印刷→剥がれにくくするために角をRカット→剥離紙を剥がして→ピンセットで機器に乗せ→圧をかける
という一連の作業の流れが,TEPRAでは,
原案を作って→印刷→剥離用のハーフカット→剥がれにくくするために角をRカット(部分的に剥離してからRカットすることになるので,要らんとこに貼り付いたりしてラベルダメージのリスク)→剥離紙を剥がして→ピンセットで機器に乗せ→圧をかける
となって,Rカットにリスクがある.TEPRAオプシハーフカットハサミョンのトリマーを必要とする.サンスター文具のコーナーカッター,かどまるくん が使えない.剥離済みだと貼り付くから.
買ってしまったTEPRAをどう使っていくかが課題であるが,作り置きの惣菜の日付ラベルなんかは仕上げを気にしないので,TEPRAでやっていけると思う.ハーフカットはさみを入れるのが邪魔くさいけれども.
言った手前やってみたが,どうにも作業の流れが阻害される.テンプレートを選んで小洒落たラベルを作るぶんにはいいが,作った惣菜に日付を入れたラベルをぱぱぱっと貼っていくとならない.やはりハーフカットはさみを入れていく作業が邪魔くさい