負電圧生成
エフェクタを作っていると ±9V で回路を構成したくなるときがあります.あるいは±9Vで構成された回路を追試したいときもそうです.
実験的には正負を出力できる安定化電源を用意すればよいのですが,実回路をどうするか悩みます.エフェクタでよく使われる電源は9Vで,正負を使おうとするとコネクタからなにからデファクトが明確ではありません.9V単電源と正負電源を混在させるボードで,どのようにすればフォールトトレラントでフールプルーフでロバストなシステムとなるのか,悩みがつきません.グラフィックイコライザ などは悩んだあげく,9V電池を2個持つことにしました. +18V単電源を中点を設けて正負にするとか,チャージポンプ回路で負電源を生成するとか,実験的には行ったことがありますが,システムにどう組み入れるかまで考えたことがなかったので,Scrapboxにページを作って実験を記録していくことにしました.(2024/2/17)