期末レポートの提出要領
v.1 2021.11.25
v.2 2021.12.19 課題の制約②について追記。
🐫 課題
任意の具体的な画像(複数可)を取り上げ、授業内で紹介した理論・概念を少なくとも部分的に使って、その画像(画像群)の独特さを説明しなさい。
制約①:「画像」の定義は、授業内の用法に沿う。
制約②:取り上げる画像は、授業内で言及したもの以外を自分で探すこと。
制約③:取り上げる画像は、レポートの文書内で明示すること。具体的には、動画の場合は参照可能なウェブページのURL(秒数も指定すること)を示し、静止画の場合は文書ファイル内に直接貼り付けるか参照可能なURLを示すこと。
制約④:「独特さ」の解釈は任せるが、授業内で取り上げたような一般的な特徴以外にすること。
🐫 字数
自由。
ただし下記の注意点にあるように、必要なかぎりの分量で簡潔に書くこと。
🐫 評価の方針
以下の項目を中心に総合的に評価するが、①を重視する。
①授業の理解度:理論や概念を正確に理解しているかどうか。具体的には、授業を通じてちゃんと学習したということが文章にあらわれているかどうか。授業内で紹介した理論・概念だと不十分なので自分で新しい概念を作ってみた、というケースもこの観点から評価する。
②説明の説得力:その説明に説得力があるかどうか。たとえば、当の画像以外のたくさんのものにも同じように当てはまるような説明だと、その画像の独特さの説明としては説得力がない。
③オリジナリティ:取り上げる事例、着眼点、説明の切り口などにどれだけ独自性や興味深さがあるか。
加えて、下記の注意点に大きく違反している場合は、減点する可能性がある。
🐫 注意点
文章はできるだけ明快・簡潔に書くこと。議論に不必要な情報は書かなくてよい。
事例の独特さを説明することが課題なので、何らかの規範的な主張(こうあるべき)や価値づけ(良い/悪い)をする「結論」みたいなのはなくてよい。規範的な主張が長々と書かれている場合は、不必要な情報としてカウントする。
レポートを書くにあたって、授業資料以外の文献(書籍・論文・ウェブ記事を問わない)を参考にした場合は、必ず参考文献としてレポート内に書誌情報(著者名、タイトル、出版年、出版社/収録誌/URLなど)を明示すること。脚注形式でも文末文献リスト形式でもよい。書籍や論文の場合は、できるだけ参照した箇所のページ番号や節番号などを具体的に書くこと。
事実についての情報の正確さについては、学術的な厳密さを求めない。たとえば作品の発表年を確認する程度であれば、Wikipediaなどを参考にしても問題ない(ただしその場合は参考文献に挙げること)。
参考文献の文章をそのまま使う(コピペする)場合は、必ず引用の形式にすること(引用符でくくるか段落の字下げをしたうえで、引用元の書誌情報を添える)。引用の形式でないかたちでのコピペは剽窃と見なす可能性がある。
🐫 提出形式
電子ファイルでのみ受け取る。
できるかぎりPDFで提出すること(閲覧環境による違いが少ないため)。PDFを作成できない事情がある場合は、.docx、.doc、.rtfなどの文書ファイルでもかまわない。
文書作成ソフトを使えないなどの事情がある場合は、個別相談に応じる。
🐫 提出先
原則としてPandAの提出箱にファイルをアップロードすること。
PandAでの提出がうまくいかない場合は、下記アドレス宛てにメールで送ってもよい。
matsunagashinji@gmail.com
🐫 提出期限
2022年1月30日(日)
多少の遅れは許容するが、2日以上遅れた場合は単位を保証できない(確認が遅れて成績が付けられなくなる可能性があるため)。
🐫 問い合わせ
レポートに関する質問(課題の意味がわからない、提出形式の指定がわからないなど)は、Googleフォームのリアクションペーパーかメールのいずれかで聞いてください。
レポートに関する質問と回答は、基本的に公開します(不公平を避けるため)。
🐫 補足:成績の配点
平常点(リアクションペーパー) 30%
期末レポート 70%