ウォーバーグ研究所
説明
ドイツ語読みでは「ヴァールブルク研究所」。
もともとは、ドイツの美術史家アビ・ヴァールブルクが自分が収集した資料(文書資料や視覚資料)をベースにしてハンブルクに設立したもの。ヴァールブルクの死後、1930年代前半にナチスの台頭を避けて研究所全体(職員も含め)がまるまるイギリスに移され、最終的にロンドン大学の付属機関となった。
フリッツ・ザクスル、エルヴィン・パノフスキー、エルンスト・ゴンブリッチといった著名な美術史家が所属・関係し、20世紀における英語圏での美術史研究の一大拠点になる。
参考文献