アマチュア無線入門記:ARISSスクールコンタクト
3月11日5時半初めて「CQ」を出しました。あの時の記憶は一生忘れられない経験になりました。手足が震えなかなかPTTを押せない時、押したとき自分でもわかる震える声あの瞬間などは特に忘れられません。 hr.icon
第四級アマチュア無線技士とは
略して4アマ
空中線電力10W以下であって、周波数が21MHzから30MHzまで、又は8MHz以下の無線設備。
空中線電力20W以下であって、周波数が、30MHzを超える無線設備
合格率 98%(講習会での修了試験)(国家試験のみ)78%と、どちらも高い合格率
何で資格を取ろうと思ったのか。きっかけ
2022年(令和4年)7月13日 20時56分、
埼玉県狭山市のスタークラブ事務局、屋上に設置したクロス八木・宇田アンテナにて、
「8J1SBS」のコールサインで狭山工業高校アマチュア無線部部長率いる16人が無事、 国際宇宙ステーション (ISS)船内の宇宙飛行士、 Kjell N. Lindguren さんと 交信しました。(CQ ham radio 2022 11月号) https://scrapbox.io/files/64355191be3c3b001c904ecf.png
本番に向けての練習
僕はここで初めて「無線・アマチュア無線」というものを知り、興味を持ちました。
まず1回目はアイ電気の社長と、顔をあわせて、簡単な電波の仕組みなどを、学びました。
ですが正直何を言っているのか、わかりませんでした。そして2回目からは、英語のレッスンをしました。
僕は英語で、宇宙飛行士へこの質問に決めました。
「 How do you decide night and day in the ISS? 」
(ISSの中では昼と夜をどのように決めていますか) 特に英語のレッスンは、学校でやっているレベルなので、とても楽しいレッスンができました。
そしていよいよ本番
本番の前にも、リハーサルをやり、いよいよlive配信がはじまりました。
翻訳チームも、個人の僕たちもとても緊張しました。
そしてその時が来ました。
「 NA1SS NA1SS This is 8J1SBS 8J1SBS This is schedule contact do you copy Over 」
そしてどんどん流れよく僕の出番がやってきました。
そして質問をするとこのような、答えが返ってきました。
「 We see 16 sunrises and 16 sunsets over the course of 24 hours, so our day and night is determined just by the clock. We go by GMT, Grenwich Mean Time. So at 6 in the morning we get up and when it’s 10 at night we go to bed. 」
訳すと「24時間の間に、私達は日の出と日の入りを16回見るんです。私達はグリニッジ標準時間に合わせて、昼と夜を決めています。それで朝は6時に起きて、夜は10時になったら寝ます。」
僕はまだ英語が得意ではなく そのあとの訳が出るまで何を言っていたのかわかりませんでした。
ここで学んだこと
無線で交信する楽しさ・達成感です。
緊張したけれど思い切って質問してみたら、遠く離れたところにいる宇宙飛行士が聞き取ってくれて、とても楽しく、会話をすることができました。
https://youtu.be/N-bWCL_xzpE
このようなことから無線のすばらしさを知り、YouTubeなどでアマチュア無線を楽しんでる人の動画などを調べたりして今に至っています。
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どう調べたのか
ボーイスカウトの無線をやっているリーダーに「●月●日講習会をやってるよ~」と言われ、JARDホームページで申し込みをしました。パソコンやスマートホンで簡単に支払いができてスムーズでした。
募集中の講習会
第四級/第三級アマチュア無線技士(集合講習)スタークラブ
ここに行くことにした
埼玉県 狭山市 狭山市産業労働センター
第四級標準コース
申込資格:だれでも受講できます。
受講料等23,150円→だが、18才以下の方は、9,850円!
国家試験と対して金額が変わらない→ 得
国家試験と講習会のメリットとデメリット
講習会
メリット・・・何もわからない状態で行っても、寝たりふざけなければ必ずと言っていいほど受かる。(カンペみたいな全部まとめたものが最後の自習時間に渡され、これだけ覚えれば完璧)
デメリット・・・講習時間が長い 講習費用が高い
国家試験
メリット・・・費用が安い 覚えれば受かる
デメリット・・・ 一発勝負
僕は何もかも何をすればいいのかわからずとりあえず講習会を受けた。だが試験を受けてみて。4級程度であれば「第四級丸暗記」などの参考書を買えば受かるということが受けていてわかった。だが4級だからと言って侮るは禁止。
合否は受けた時からとても自信があり一週間後にネット上で受験番号が公表されて合格していた。
とても嬉しかった。
合格後どうしたのか
従事者免許が来るのが1か月後でその間に東福生のヨコタ無線センターというところに行って「YAESU FT-65」をお年玉で買ってきて早速、電源を入れてJN1GGZさんやいろんな人の交信を聞いて、いろいろ話し方などを学びました。 そして開局申請などをして修了試験試験を受けてから約2.5か月、3月11日5時半初めて「CQ」を出しました。 あの時の記憶は一生忘れられない経験になりました。手足が震えなかなかPTTを押せない時、押したとき自分でもわかる震える声あの瞬間などは特に忘れられません。
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