POTA日本有志の会⚡︎5
POTA(Parks On The Air)についての紹介、POTA本(非公式)の頒布
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最近、FT8やCW、そしてもちろんSSBやFMなどで、「CQ POTA」のCQを耳に(目に)することがあるかと思います。
それが、POTAアクティベーターによる運用です。
POTAの運用は、POTA登録公園から運用するアクティベーターと、そのアクティベーターを追いかけてQSOするハンターがあります。
アクティベーターは、その公園で10QSOすることにより、「アクティベート」が成功します。
ハンターは、アクティベーターとQSOするだけで、ハンターとしてのポイントを獲得することが出来ます。
ポイントの登録は、アクティベーターがログをPOTA公式サイトにアップロードすることによって行われるので、ハンターは何もする必要はありません。 アクティベーター、ハンター双方とも、このポイントを貯めることによって様々なアワードを獲得することが出来ます。
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POTAの面白いところは、一人一流派というか、それぞれの局が、どんな運用方法で、どんなアワードを狙っていくかによって、運用スタイルが全く違ってます。
ハンディー機1台でFMのみで運用している人もいれば、車で日本全国の公園を巡ってる人もいれば、徹底的にハントにこだわっている人もいれば・・・ホントに多種多様です!😊
自分なりのスタイル・目標をもって遊ぶことで、深く・長く遊べるよう、非常に良く考えられたプログラムだと思っています。
POTAのアクティベート・ハントは、UTCによる日付が異なれば同じ局とのQSOでもポイントになります。そして、POTAの大きな特徴として、同じ日でもバンド・モードが異なればポイントが加算されていきます。
たとえば430のFMによるQSOと、DVによるQSOは別のQSOとしてポイントが加算されます!
ですので、「CQ POTA」が聞こえたら(見えたら)、是非何度でも何度でも、QSOをお願いします!!😊
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日本では、コロナ禍真っ只中の2020年10月、JO1LNK局の尽力によって898ヶ所の日本の公園が登録され、日本でのPOTAがスタートしました。コロナ禍という追い風(?)もあってか、少しずつPOTA愛好家も増え、また登録公園も増えていき、現在、登録公園は1277ヶ所(県をまたぐ場合公園の場合、アワードでは別公園にカウントされるため、実質はもっとたくさん!)となっています。 こうした歴史や、POTAの楽しみ方について、ハムフェア2025に向けてPOTA日本有志の会でまとめ、「POTA本(非公式)」を作りました。大変好評をいただき、あっという間に完売してしまいましたが、この度増刷しましたので電波文化祭⚡️でも頒布させていただきます。まずは、是非お手にとって見てください! https://scrapbox.io/files/68c4bf6f5f11da42340c6d78.png
POTAでアワードを取得するのは非常に簡単なのが大きな特徴なのですが、アワードを取得するためにはPOTA公式サイトでアカウント登録をする必要があります。このサイトは割と簡単な英語なのですが、やはり英語がハードルになって尻込みされる方もたくさんいらっしゃるようです。 どうぞ、お気軽にお声がけください!(ご自身のメールアドレスまたはGoogleやAmazonのアカウントをご用意ください!)
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当日は、大勢のPOTAアクティベーターがこれらの公園から運用をする事と思います。
是非、会場からハントをして行ってください!
また、もし良かったら是非初アクティベートにも挑戦してくださいね!😊
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さて最後に、POTAの歴史についてCopilotにまとめてもらいました!
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POTA(Parks On The Air)は、アマチュア無線愛好家が自然の中で運用を楽しむための国際的なラジオスポーツ・アワードプログラムです。その歴史は意外と最近のもので、以下のような流れで発展してきました📡:
🗺️ POTAの起源と発展
2012年:WWFF(World Wide Flora and Fauna)誕生 自然保護区でのアマチュア無線運用を促進するために、WWFFという国際的なプログラムが始まりました。アメリカでは「KFF」として展開され、Jason Johnston(W3AAX)がコーディネーターを務めました。
2016年:NPOTA(National Parks On The Air)イベント開催 米国ARRL(American Radio Relay League)が1年間限定で「NPOTA」を開催。これが大きな人気を集め、継続的な活動へのニーズが高まりました。
2018年:POTAとして正式に独立・設立 NPOTAの成功を受けて、WWFF-KFFから分離する形で「Parks On The Air」が非営利団体として設立されました。これにより、独自の公園コード体系や運用ルールが整備され、世界中で活動が広がりました。
🌍 現在のPOTAの規模と活動
世界中の国立公園・都市公園・自然保護区などが対象
音声・CW(モールス)・FT8など多様なモードで運用可能
2025年時点で、49,000人以上のハンターと29,000人以上のアクティベーターが参加
日本でも活発に活動しており、POTA日本有志会コミュニティサイトでは公園情報やイベント情報が充実しています。
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ついでに、日本での歴史についてもまとめてもらいました😅
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日本におけるPOTAの歴史
🟢 2020年:日本の公園が公式POTAサイトに掲載
日本のアマチュア無線家による地道な作業で、国立・国定・国営・県立公園など898ヶ所がPOTAに登録。
緯度・経度のローマ字化や英語名の整備など、手作業でデータ整備が進められた。
🟡 2021〜2022年:国内アクティベーションが本格化
ハムフェアや地域イベントでPOTAの紹介が進み、アクティベーター(公園で運用する人)が増加。
SNSやYouTubeでの運用報告が増え、FT8やCWでの運用も活発に。
🔵 2023年:POTA日本有志会コミュニティサイト開設
POTA日本有志会が立ち上がり、全国の公園情報やイベント情報を集約。
ログアップ方法や登録手順、対象公園の確認など、初心者向けのサポートが充実。
🔴 2024年:ISO準拠の公園コード体系に移行
国コード+番号(例:JP-0001)に変更され、国際的な整合性が向上。
日本国内でもコード変更に伴う再登録や確認作業が行われた。
⚪ 2025年:公園の追加・廃止が定期的に実施
例:2025年5月には3つの公園が追加、1つが廃止されるなど、動的な管理が続いている。
環境アセスメントデータベース「EADAS」などを活用し、正確な範囲確認が推奨されている。
🧭 日本独自の特徴
都市公園や緑道、庭園、港湾施設なども対象になる場合があり、運用の自由度が高い。
FT8やQRP運用が人気で、軽量な装備でのアクティベーションが主流。
地域密着型のイベント(関ハム、東海ハムの祭典など)での紹介が活発。
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