deps.tsでモジュールを管理する
概要
Denoではdeps.tsというファイルを用意し、そこでサードパーティモジュールを一括管理する手法をよく見かけます
方法
まず、以下のようにdeps.tsというファイルを用意します
このファイルでは、以下のように依存モジュールで公開されている関数/クラス等を再エクスポートします
code:deps.ts
export { decode } from "https://deno.land/std@0.53.0/encoding/utf8.ts";
export {
deferred,
Deferred,
} from "https://deno.land/std@0.53.0/async/deferred.ts";
依存モジュールを使うときはdeps.ts経由でimportします
code:mod.ts
import { deferred, decode } from "./deps.ts";
こうすることにより、依存モジュールのバージョンアップ等が容易になるというメリットがあります(deps.tsのみを編集すればよいため)
関連ツール
deno-uddやdedepを使うとdeps.tsの更新が楽になります
より柔軟にパッケージ管理を行うために、demやdlinkといったモジュール管理ツールも存在します