現代就労において可能で不可欠な蕩尽とは
贈与は経済性の外に横溢している
贈与は理屈じゃない
贈与は意志に先立つ
理屈じゃないものの力を生活に招き入れることは、ほぼ供犠である
そこには意味不明なものを取り扱う作法というものがありえる
社会一般における労働行為全体が、理屈の外を求めている
供犠が機能していない。理外の力を取り込めていない
そのことが、制度的疲労や、殺人的進行、非人間的行為に結びつく
「理不尽な負債もまた返さねばならぬ」のは、一つのゲームの枠の中のモラルでしかない(負債論)
蕩尽は社会ゲームを揺るがすので、理屈に包含しようとする力が働く
ありきたりな散財のコースが舗装されている
余剰がありすぎると理外に飛び出てしまう可能性があり、それはロゴスを揺るがしてしまう
管理可能なレベルまでスポイルすることは、モラルや同調圧力として正当化される
越境・行動パターンの更新
意味不明な展開に開かれるということ
まず寝て、食べて、運動する
それは社会ゲームにより良く参画するためだけのもののはずではない
資本主義を相対化するアプローチが増えている
ヒビわれて、中から光が漏れている
株式会社coten
プロ奢ラレヤー
ムラブリ
社会の相対化と群れの二極化について
インターネット自体は理外の力の通路ではあっても、そのものではない
人間の肉体という千年異形物を無化する効果がある
やりたくてやっている、楽しいことが、ずっとではないが労働的対価を伴うこともある(=開けている)
それはしなくてもいいことの形をとっている
「しなくてもいいは正義」か
効率化や自動化はその手段でしかない
破滅の進捗はどのように非人間的なのか
バタイユの「避けるべき蕩尽:戦争」の写し絵としてのデスマーチ
「忙しい」のをやめることができると信じる
グレーバー「別の世界が実現するということをまず信じることができるか」(意訳)
業務が正常化していることは最低限のライン
お金儲けをするのではなくて、時間儲けをする
タイパは入力ではなく出力において意味をもつ
だが、時間を要するということ自体が一つの出力ではある
ロゴスで教えるのではなくて、機会を与える
俺自身の異常性
直接のコミュニケーションが重要だと言われがちなんだけど、俺は生身の人間が無理
それでも望ましい関係性や成果は得られている。これを単なる例外とみなすのか?
ある仕組みが機能しなくなったなら、メンテナンスのためにいったん一回り大きい階層に戻る→資本から贈与の経済へ
ある特定の態度:理外に開かれた不穏な態度の上で実現する行いは、贈与と解釈される場合があるということにすぎない
それは贈与であろうがなかろうがどうでもいい。厳密な定義に即しているかも問題ではない
贈与であるとみなしうるという「開かれ」があるというだけ