人間を人間たらしめるもの
はじめに
小栗研究室 B4の竹村信です。今回は、AIの発展を背景に、「人間とは何か」という問いについて考えてみたいと思います。
もし、人間ができることのすべてを、AIができるようになったとしたら、どうでしょうか。
そのとき、何を根拠に「人間」を人間と呼ぶのでしょうか。
現代には、音楽を創り、イラストを描き、言葉を操るAIが存在しています。
現時点では多くの課題は残されていますが、「創作は人間だけが行うもの」という前提は揺らぎ始めています。
このように考えると、「人間を人間たらしめるものとは何か」という問いは、創作上の空想にとどまらないように思われます。
では、何が人間らしさを形成するのでしょうか。
共感や感情でしょうか。
このような問いを現実に訴えかけるSF小説が、1968年に出版されています。
それが、フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』です。
そこで、今回は『人間を人間たらしめるもの』と題し、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を起点として、「人間とは何か」についての個人的な解釈を語りたいと思います。
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あらすじ
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本記事で扱った作品
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(フィリップ・K・ディック)
  https://www.hayakawa-online.co.jp/img/goods/L/610287.jpg
1984(ジョージ・オーウェル)
  https://cdn.kdkw.jp/cover_1000/321912/321912000045.webp
参考文献・画像出典・本文引用
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(著 : フィリップ・K・ディック/出版 : 早川書房)
『1984』(著 : ジョージ・オーウェル/出版 : 角川文庫)
『アルジャーノンに花束を〔新版〕』(著 : ダニエル・キイス/出版 : 早川書房)
『僕の孤独癖について』(著 : 萩原朔太郎/掲載 : 青空文庫)
『ツァラトゥストラかく語りき』(著 : フリードリヒ・ニーチェ/出版 : 河出文庫)
『Blade Runner』(監督 : リドリー・スコット/制作 : ワーナー・ブラザース)
『Blade Runner 2049』(監督 : ドゥニ・ヴィルヌーヴ/配給 : ソニー・ピクチャーズ)
この記事はdclab Advent Calendar 2025の2025-12-22の記事です。