ハンドパンについて
初めまして、小栗研究室b4の伴野啓太です。
今回は私が制作で使用している楽器のハンドパンについて少し話していきたいと思います。
hr.icon
ハンドパンとは
ハンドパンとは2000年にPANArt社によって作られたHangという楽器が元となっている楽器であり、独特の見た目と形状をしつつも心地の良い音を響かせる手で叩いて演奏する打楽器となっています。
こちらがハンドパンの見た目です。
https://gyazo.com/66c9377b0cde4cfa702bd5f6bee99227https://gyazo.com/8dbb37cf2368549f36bda23687205995
すごいUFOみたいな見た目をしていますね。
あまりにも変な楽器です。
ですが実際に叩いてみると見た目からはあまり想像できない音がなります。
聞いてもらった方が早いと思うのでここではハンドパン奏者の方の動画を2つ紹介させていただきます。
1つ目は峯モトタカオさんの風のとおり道です。
曲の雰囲気とハンドパンの音の雰囲気が合っており、これ以外の演奏してみた動画も私はとても好きです。
https://youtu.be/kZTboqMM07A?si=l8ywTllVnCEs5KnK
2つ目はSam Maherさんのオリジナル楽曲のNew Yorkです。
こちらはハンドパンだけでの曲となっておりハンドパンの表現の幅を感じられます。
https://youtu.be/6oremFnbgO0?si=E1Zod6TLwcu4beH9
いかがだったでしょうか?
ハンドパン、こんな音がするんです。
ではここからはハンドパンの音や出し方について書いていきたいと思います。
hr.icon
ハンドパンの音について
ハンドパンの音はどうやって出しているのでしょうか?
それは映像にも映っているようにハンドパンの丸く平べったくなっているところを指で叩くことで音が鳴ります。
最初に載せた上から撮ったハンドパンの画像では真ん中に大きいものが1つ、周りに8つ叩くところがあります。
円の中の飛び出ているところと凹んでいるところをDing,Dimpleと呼び、その周りの平たくなっているところをトーンフィールドと呼びます。
Dimpleとトーンフィールドの境目を熱いものを触った時のような感じで素早く叩くと音が鳴ります。
最初は少し慣れがいるのですがコツを掴むと簡単に良い音がなるようになります。
ハンドパンは叩くところにより音程が異なります。
今回使っているハンドパンはこのような音の配置とスケールになっており一般的にD kurdの9音と呼ばれます。
真ん中のDingが一番低い音となっており、右下から音が上がっていきます。
スケールが異なると9音でもドから始まったりファから始まったりします。
https://gyazo.com/053bf80eeae9ed0acfdd21ac5c34b9e8
ハンドパンはものにより音数が異なるため9音、10音といったものから16音、22音などたくさんの種類があります。
ものによって出る音程、音数が異なるのもハンドパンの特徴です。
ハンドパンは音数が少なく出る音が決められているので適当に叩いても不協和音になりません。
初心者が適当に叩いても良い音〜となれるかもしれないのが良いですね。
(余談ですがハンドパンはDやC,Fなどのスケールを表す表記の後に謎の単語(今回はkurd)がつきますがこれはハンドパンだけのもので独特な文化になっています。出る音が微妙に異なるため買う際は注意が必要かもしれません。)
hr.icon
ハンドパンの演奏について
ハンドパン、上でも書きましたが音数が少ないんです。
そのため曲をカバーするとなると音が足りなくなるという現象が起きてしまします。
そのため峯モトタカオさんの動画ではたくさんのハンドパンが登場するのです。
しかしSam Maherさんの動画では1つのハンドパンしか登場しません。
これはハンドパンの演奏がカバーをするのか、それともオリジナルで曲を作るかの違いで変わってきます。
まずハンドパンが複数あることは珍しいためハンドパン1つで演奏することが基本的です。
ではどう演奏していくのか。それは良い感じのフレーズを組み合わせていくことになります。
ハンドパンという楽器はリズム、メロディー、ハーモニーの音楽の3大要素を全て持っているため、ハンドパン1つで演奏が成り立ちます。
4分の4拍子でリズムのとりつつ、それに合わせてハンドパンを叩くだけでもそれっぽく聞こえてきます。
ここに2つ同時に音を鳴らすことや2拍3連や8分や付点のリズムを付け足していくことで様々なリズムとメロディーを作ることができます。またハンドパンの縁を叩いてドラムでいうスネアのような役割を持たせた音を出すことも可能であり、ハンドパンの演奏の自由さがハンドパンの特徴かつ魅力でもあるのかなと思います。
Youtubeなどで調べると初心者向けの動画が出てくるので調べてみるのがおすすめです。
ここでは2つ紹介させていただきます。
1つ目はTAMARU SPACEさんのハンドパンはじめの一歩!基本の叩き方と簡単フレーズを紹介です。
こちらは初めてハンドパンを触る際にとても参考になると思います。
https://youtu.be/uqze1VDiBvI?si=H2DxUr6t0yGvT7la
2つ目はREO MATSUMOTOさんのハンドパンレッスンの動画です。
フレーズを教えてくれるため演奏に活かしやすいと思います。
https://youtu.be/oTY8Mz4DdDQ?si=xtGFcw2xrZPx1xAz
hr.icon
ハンドパンの値段について
ここまで書いておいてじゃあハンドパンって何円くらいするんじゃ。となっているかもしれません。
ピンからキリまでありますが激安で買うならなんと3万円ほどで買うことができます。
amazonで売っているのでとても買いやすいです。(今回使っているのもamazonで買いました)
ちゃんとしたものを買うのであれば10万以上にはなると思います。
ハンドパンはひとつひとつ手作りで複雑なチューニングを施してあるため音が狂った際にメンテナンスに出せる環境にあると良いと思います。
定期的にオイルを散布することや汚れの拭き取りをする必要がありますが思っているより手軽に始めることができるので気になった方は1つ買って初めてみてはいかがでしょうか?
hr.icon
おわりに
私自身もハンドパン初心者なため、拙い記事になってしまったかもしれませんがハンドパンに少しでも興味を持っていただけたならば幸いです。
この記事はdclab Advent Calendar 2025の2025-12-14の記事です。