『経済学をまる裸にする 本当はこんなに面白い』
さっそく経済の方。次は統計。
ポイントをメモ。ポイントだけ見るとほとんど面白くはない。
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ソ連経済が破綻した理由の相当部分は 、政府の官僚がイルク ーツクの工場で作られる石けんの数から 、モスクワで電気工学を学ぶ大学生の数まで 、あらゆることを指示したからだ 。最終的にその作業はあまりに膨大になりすぎたのだ 。
経済学は重要なある前提から出発する 。個人は自分がなるべくよい思いができるように行動する 、という前提だ 。業界の専門用語を使うと 、個人は自分の効用を最大化しようとする 。
経済学すべての根底にある 、第二の強力な想定がある 。企業 ― ―これは一人でホットドッグを売っているやつから 、多国籍企業までいろいろある ― ―は利潤 (モノを売って得られる収入から 、それを生産する費用を引いたもの )を最大化しようとする 。
消費者は 、なるべくよい思いをしようとするし 、企業は利潤を最大化しようとする 。これは一見すると単純な概念だが 、世界の仕組みについては実にいろいろ物語ってくれるのだ 。
貧困について考える最も思慮深いやり方は人的資本の不足としてそれを考えることだ。人々が貧困なのはよい仕事が見つからないからだ。でもそれは症状であって病気そのものではない。根底にある問題は技能不足、つまり人的資本不足だ。 人的資本は経済学で最も重要な概念の一つと分かちがたく結びついている 。それは生産性。 誰もが収益性の高い投資を探している世の中で、25万ドルをみすみす逃す人はいない。だが、人々はしょっちゅう、株式市場がそんな具合に機能すると思い込んでいるのだ。
重要なのは予測できないことなのだ 。