独立戦争のもう一つの国際性・革命性
独立戦争のもう一つの国際性・革命性
権力政治とイデオロギーの乖離
アメリカと同盟したのは絶対主義王朝下のフランス・スペイン 革命のイデオロギーとは明らかに乖離
啓蒙主義
18世紀フランスは啓蒙主義が隆盛をきわめた社会でもあった 啓蒙主義時代の理性人である博士フランクリンに対する賞賛
独立戦争に数多くの外国義勇兵が参加
複数国家間の戦争としてだけでなく、各国から個人的義勇兵が参加した戦争としての国際性
もちろん、士官不足に悩んだアメリカが外国の兵士の参加を必要としており、報酬や名誉のためヨーロッパの士官たちはアメリカの戦争に参加することを望んでいたというモチベーションもある
少なくとも建前としては、「自由」の大義を守るという形で参加
アメリカの幸福は全人類の幸福と結びついています。アメリカは美徳、誠実、寛容、平等そして平和な自由にとっての避難所となるでしょう
チャールズ・リー、コシューシコ
コシューシコはのちにポーランド独立のための戦いに参加
リーは出世のためでなく主義の上からアメリカ側に参加し、共和主義者であった
イデオロギー的な国際性をもった戦争
戦争遂行の形態における特異さ
大陸軍、「烏合の衆」である民兵
どちらも、平時には一市民として市民生活に従事していたものたち
戦争のルールには無知であり、正規軍なら当然理解指定rルールを守らない
市民的性格、戦闘の方法・形体においてヨーロッパにおける正規軍とは乖離
イギリス軍は、潜在的に敵対勢力であるアメリカ人民の中で行動しなければならないという不利を背負った
民兵という形で顕在的な軍事力となる可能性を持っていたことが大きい