三宅香帆の読書日記
つまり、#metooなんかを受けて「男らしさによる有害性をなくすために暴力性をなくそう」、じゃなくて、「暴力性を自覚しよう」、のほうが処置として正しくない……? というか。権力による暴力性を自分は持っているのだ、と自覚することが、幼児性を脱することじゃないんか。大人はその権力という刀を鞘におさめる方法を学んだ人のことのはずじゃないんか。
今の感じだと「時代の流れがこっちだしとりあえずこっちに従っとくか」というままで、その根本は変わらないというか、幼児のままやん!! それだと結局どっかに弱い者いじめの構図は行きつくって!! とか思ってしまう。 2019.3.8 近況報告
究極、会社に行くのも人と会うのも生きているのも、考えるためのデータがほしい、面白く本を読むための材料がほしいからだ。人生は長いので、考えたいテーマは多ければ多いほどいい。そうすれば続きを知りたくなるから。
今年もたくさん考えたい(あるいは面白い本に出会う方法)
本や漫画を読んだり、映画やドラマを見るのは、それ自体私にとって生産活動であって、アウトプットのための準備期間なんかじゃ、ないんですけど!? と、キレそうになるときがある。