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やっぱり「つながり」 の話。
本と雑談ラジオで綿矢りさひとりっこ説が出ていたけど、本当にひとりっこなのかもしれない この物語での、チャットで話しているだけで全部当てられた、ひとりっこなこと、友達がすくないこと、ってくだり
まあ主人公がそうというだけで本人がそうというわけではないんだけど、「ひとりっこ的なもの」をかなり意識的に書いているんだなということはなんとなく。
この本について感想を調べると、同年代のときに読んでおけばよかったみたいなものが散見されるが kana.iconの場合は今読まないと良さがわからなかったなあと思った。
この主人公が感じている、価値の問題 (今は価値があってそれをまもりつづけないといけない、またそれはまもりつづけてもいつかは失われる) 。
そしてそれに対して「くだらない」 「しょーもない」 とふっきれること (そして、そうできるまでには長いことかかる、そのために200枚使ってるんだから)。
さらに居場所の問題とか
人生に目標がないことの焦りとか
こういうもの、高校生でみんな考えるの? kana.iconは今まさに考えてるけど。
というわけで、kana.iconが高校生で読んだって、「ふーん、よくわからない」 で終わりだった。 実際、途中まで読んでよくわからんねと投げた気もするし。よく覚えてないけど
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