アメリカの「マイノリティ」
アメリカの「マイノリティ」
メレディスの描いた子供たち
メレディスはチェロキー族出身の画家, 20世紀初頭には混血の先住民は日常的に存在していた https://gyazo.com/5e1151fe89e102ed1ca85014f0d68b2f
混血の人々の物語
モーニングドーブ, レスリー・マーモン・シルコウが先住民文学を
ネラ・ラーセンは『バッシング』を著した
人種の混血世に注目したアメリカ文学の著作は少なくなかったが, 問題として全景化して来なかったのはなぜか?
人種, エスニシティ, 国籍, 言語, 性などの問題と不可分
人種や文化に関わる制度はそれぞれの時代の多数派の民意を反映
「人種のるつぼ」「アメリカニゼーション」など
混血のアメリカ人は合法化された属性のどこにも居場所を許されなかった
例えば, 白人と非白人の混血の場合, 白人社会だけでなく非抑圧者である非白人からの社会からの疎外なども
kana.icon実際には, 「黒人」と言っても1滴でも黒人の血が混じっていれば黒人というルールだったためにほぼ白人の人もいたはず. 彼らはどういう状況だったんだろう?
アメリカにおける排除の問題
民主主義を建国の理念とするアメリカ
個人は自分が属する共同体の権利や尊厳を守ることにとくに敏感である(ことが求められる)
差異や境界線の存在そのものへの疑問を呈する存在としての混血性
「マジョリティ」「マイノリティ」という二項対立的なものではなく, その外部から問い直す
LGBT, ディアスポラなどの声も増えている
未完の物語としてのアメリカ
境界線の神話を覆す, 新しい人間の姿を提示