「○○が好き」なのではなくて「○○が好きな自分が好き」な人が嫌い
kana.iconは、「自分には、嫌いな特定のジャンル」があると思っていた。
そうではなくて、「○○が好きな(○○をやっている)自分が好き」という感じの人が嫌いなのだと気づいた。
もちろん、↑のような人が多いジャンルというのがある。
それこそサブカルチャー、アングラカルチャー界隈とか
「エモ」「サブカル」のジャンルの周辺とか
たとえば今泉力哉さんの作品のような世界観を自覚しつつ実践しているかんじの人たちがkana.iconは嫌いなんですが、それってたぶん、「エモをやっている自分が好き」というこの厭な自意識が臭ってるのが嫌なんよね
エモとはちょっと違うけど、不良大学生とか無理。キモい。蛆虫だと思ってる。
「俺たち異端だよなwww」というのを、恵まれている階層の人がやっているのに寒気がする。
あとkana.iconはタトゥーとかにも感じるな
純粋にデザインに惹かれたり、肌に墨を入れることに惹かれている人じゃなくて、「タトゥー入れてる俺カッコいい」って人がいる
似た形として、「タバコ」「酒」「ストリートファッション」などもある
アイドルやってる人にたいしても思う
つまり、アイドル活動が好きで、楽しくてやってる、という人にはあまり嫌悪感を感じないのに、「アイドルやってる私カワイイでしょ?」という人に対しては「いやいやおまえそんな見た目も美人じゃないうえに踊りもパッとしないやんけ。そもそも何よりトークつまらんし」とかkana.iconは思うというのがあるのだけど、そこから「アイドルやってる人」全般への嫌悪がうまれること、ある
たぶん、kana.iconは感じないけどシネフィルにたいしてこのように感じている人って少なくないと思うしな。
で、そういうジャンルに対してはいわば偏見がうまれるよね。少なくともkana.iconはうまれる
その結果として、「特定のジャンルが嫌い」「特定のジャンルにかかわる全ての人にウワアとなる」といういわば認知的な誤謬がうまれる
これはよくない。しっかり誠実に、明確に、「こいつは○○をやっている俺カッコいい」と思ってそうだからキモいと思う。とkana.iconも自覚し、そして表明しなければならない。
現実世界でもちょっと苦手な友達いたんだけど、その子の「この作品グロくていいですよねww」が、真面目にグロと向き合う態度というよりはそういうの好きな自分、みたいな厨二病的感覚を嗅ぎ取ったからだと思う。
その時はそういうのわかってなかったから「こういう趣味の人たちは」という考えに至っていたのでよくなかった。