概説
新たな形態のスクリーンショットをざっくりと提案する本です
ウェブサイトの一部分を選択してスクリーンショットを撮るブラウザ拡張機能と、撮った画像を活用する話
画像の形式として、通常はPNGやJPEGを使うところ、SVGを採用した点がポイント
SVGの背景画像に通常のスクショと同等の絵を表示し、その上に<a>や<text>をオーバーレイする
ウェブブラウザが解釈可能なリンクや文字情報を埋め込めるようになった
画像内部の構成を図解イラストふうにしてみたい
図: /daiiz/SVG Screenshot#58a6b35dadf4e700004bbb18
参考: 添付PDF (1章), 2章, 4章
画像内の画像もそのまま保持する
例: https://svgscreenshot.appspot.com/x/1fa132098a0d4f7356685849dc7c4338
スクショ内にアニメーションGIF画像が取り込まれている
撮影された画像は内部に含まれるハイパーリンクも持っておける
リリース当時のブログでは「リンクも撮れるスクリーンショット」と呼んでいた
例: https://svgscreenshot.appspot.com/x/7a37498c9f5014ea11c358a4b6dbaecc
例: https://svgscreenshot.appspot.com/x/174305388422f68275183b3f37e05e2c
スクショ内の青色の文字をクリックしてページを開ける
調べ物中のブックマーク用途として最適
リンク情報を撮れているため、URLや単語の近さから、撮りためた画像の中から関連度が高いものを提示できる
例: URLの近さで関連画像を絞り込む様子
例: ハイパーリンクに含まれる名詞郡で関連画像を探す様子
いろいろな種類のウェブサイトの断片のスクリーンショット画像がネットワーク状に繋がっているイメージ図を描いてみたい
その他にも撮影元のウェブサイトのタイトルやURLなどの出典情報も画像自身が保持している
画像を共有された人は簡単にオリジナルサイトを把握できる