Pimentoの構成
概要
この章ではPimentoを使うための知識をざっくりと解説します。
実装などの小難しい話題には踏み込みません。
Scrapbox UserScript
Pimentoに必要なスクリプト (製本スクリプト) は全てこのプロジェクトの「build」ページに書いてあります。
このUserScriptは、原稿 (書籍を構成する複数のScrapboxページ) をローカルで起動している変換サーバーに送る処理を担います。執筆を行うScrapboxプロジェクトの各自の自分のページにコード全体をコピーするか、code:import-scriptのようにインポートして使います。
code:ref=import-script, script.js
// script.js
import "https://scrapbox.io/api/code/daiiz-pimento/build/script.js"
setPimentoOrigin("http://localhost:5000")
UserScriptのインストールに成功すると、fig:page-menuのように、ページ画面右側に2個のメニューボタンが追加されます。
ともにScrapboxコンテンツをPDF/X-1a文書に変換するためのボタンです。
詳細はScrapboxページ変換ボタンで解説します。
複数ページプレビューボタン
現在表示中のページを起点として本文中で参照している章・節や付録も展開する
章を通して全体を推敲したいときや最終生成物 (印刷所入稿用のPDF文書) を作るときに使う
単一ページプレビューボタン
参照先のテキストブロックの解決を行わない
執筆中にページの変換結果を大まかに把握するために使う
https://gyazo.com/0bc2e67ebbfc6e763f92e5bfaf902b5f
追加されたPageMenu (枠囲み部分) width=0.25, ref=page-menu
Scrapboxコンテンツ変換サーバー
起動する
$ make run-server