表面処理
二塩化メチレン
西尾の体験談
接着剤目的で買った。接着は問題なくできた。
接着剤という言葉でイメージするよりもかなりサラサラで、手に着いたら拭く前に気化してなくなる感じだったので、接着剤ではなく溶剤だと思った方がいい。
セロテープで固定してから金属の注射針みたいなもの(尖ってない)でスキマに流し込むと、アクリルやPLAが少し溶けて融合する感じ。
不用意に注入器の針を上に向けると、底に流れた溶剤が手の熱で気化して、圧力で針の中の溶剤が吹き出し、とても危ない。防護メガネがなくても適当なメガネをかけた方がいい。
PLAで出力したものに掛けてみた。確かに積層痕は滑らかになった。触るとすべすべ。残念ながら透明なフィラメントだったので内側の積層痕が見えてしまい外見上は何も改善しない!
針で塗るのには無理があり、さらさらの溶剤が流れたところだけ滑らかになった。筋を通ってすぐ流れ去ってしまう。表面加工に使うなら筆的なものを用意する必要がある。
「アクリサンデー アクリル用接着剤」を「アクリサンデー」と呼んでるブログなどがたくさんあるが、アクリサンデーはこの接着剤を作っている会社の名前である: アクリサンデー株式会社。「アクリサンデー研磨剤」とかもあるのでこの接着剤を「アクリサンデー」と呼ぶのは、呼び名として適切ではない。商品名がないので成分である「二塩化メチレン」で呼ぶのがいいかも。 その他手法のリンク集
→ホットプレートは必要ないという意見あり
アセトン+コンテナ+ペーパータオル+アルミホイル
→コンテナの素材が不明
→ポリプロピレンのケースを使っている
→アクリサンデーの接着剤(二塩化メチレン)で溶かし、マットになるので追加でマニキュアトップコートを塗っている。対象はPLA。