ErgoDox台
最近ErgoDox EZという分離型キーボードを買った。ネット上を見ていると斜めに傾けて置くための台を作っている人がいたので3Dプリンタで作ってみようと思った。ここに過程を記録する。 v1
https://gyazo.com/d3ad95eed7cb1d4d3b12868e2043f52b
レゴブロックで高さを調節するつもりだったが、0.1mmの余裕があるはずの寸法ではレゴブロックがハマらなかった。ABSでは同じようなことが前にも起きている。収縮のせいかも。 仕方がないのでハマる向きでパームレストを作ったが、意外と悪くない。本当はレゴを普通の向きで作って凸凹が痛いだろうから上にクッションを置こう、と考えていたが、天面が平らになったのでこのままでも良さそう。
https://gyazo.com/5c333356efc8d5bfa94408becd169804
v2
https://gyazo.com/452dc0b8958430557b791412e1a6cac8
写真左がv2、右がv1
ハマる部分を1mm大きくしたが、ギリギリ力を入れればハマるぐらい。
ベース部分を0.3mm、つまり1層にしたせいで
傾ける柱が高い場合に根本が曲がってしまう。
筋の方向に割れる。
ゆとりを増やしたことでパームレストが前後に動くようになった。意外と動いた方が奥のキーにも指が届いて快適。予期せぬ成功。もっとスライド範囲を増やそう。
親指キーを押すときに若干がたつく。これはチルトの支えを手前に少し伸ばすことで解決できそう(v1ではレゴブロックがハマらないので実験できない。v3で実験する)
v3 v4
https://gyazo.com/9942549e65f772525ba8382278670192https://gyazo.com/6ab38e5f6bc13733a1fe89a6f32d7172
パームレストの足の間隔を広くした。天板部分を手元にあったレゴブロックに合わせて長くした結果、端のキーを押すときなどに足が浮くことがあったため。
ベース部分を1mmにした。(v4)
ベース部分は壊れにくくなったが、カバンに雑に入れて持ち運ぶと1枚で突出している「端決め突起」が折れる。
レゴブロックがすんなりハマるように調整したが、逆に緩くてしっかり固定できない。ヒートベッドに貼ったテープにしわが寄っていることからわかるようにABSが無視できないレベルで収縮するということがわかってきて、サイズを微調整してぴったりはまるようにするよりホットボンドで止めてしまった方がよいのではと思い始める。
v5
https://gyazo.com/4fc9289ec0a937b04f7bd89afb205528
https://gyazo.com/8ef8936550e162ef2185601c16fc2300
https://gyazo.com/0c5c64d4a69a89243e624a1e70d4bae7
初の左右同一形状(今までは左右片方ずつ更新して実験していた)
端決め突起をレゴブロック装着スロットに置き換え
パームレストの足の間隔は両方とも広くした。
レゴブロック装着スロットは、高さを1cmから5mmに減少。これは薄いブロックの高さとほぼ同じ、see レゴブロックの寸法。 それ自体でレゴをホールドすることを諦めてホットボンドで固定。
https://gyazo.com/6b8fccf829c259f3b79a334a2a8de657
https://gyazo.com/f4af0bf2270741c261723c1622dbd717
https://gyazo.com/18ca5d0efc2a9ac449ca6817ee54cfae
v6
まだ設計していない
TODO
手前の端決め突起を外端に移動する
高さ調整棒が傾く問題は、根本の曲がりやすさが原因(0.3mmから1mmになったことでだいぶ改善したので)→T型にして曲がりにくくしよう
収縮や曲がりに苦労している現状を考えると、ABSじゃなくてPLAの方がいいんじゃない?という気がしてくるな。