表面処理
二塩化メチレン
「アクリサンデー アクリル用接着剤」(二塩化メチレン)を買ってみた。 http://amzn.to/2luezL3
強力・瞬間-PLAにはアクリル用接着剤がベスト!アクリサンデー接着剤
積層痕も消せるらしい: 体験談 PLAに二塩化メチレンを使って溶かしてからマニキュアトップコートしてる
西尾の体験談
接着剤目的で買った。接着は問題なくできた。
接着剤という言葉でイメージするよりもかなりサラサラで、手に着いたら拭く前に気化してなくなる感じだったので、接着剤ではなく溶剤だと思った方がいい。
セロテープで固定してから金属の注射針みたいなもの(尖ってない)でスキマに流し込むと、アクリルやPLAが少し溶けて融合する感じ。
不用意に注入器の針を上に向けると、底に流れた溶剤が手の熱で気化して、圧力で針の中の溶剤が吹き出し、とても危ない。防護メガネがなくても適当なメガネをかけた方がいい。
PLAで出力したものに掛けてみた。確かに積層痕は滑らかになった。触るとすべすべ。残念ながら透明なフィラメントだったので内側の積層痕が見えてしまい外見上は何も改善しない!
針で塗るのには無理があり、さらさらの溶剤が流れたところだけ滑らかになった。筋を通ってすぐ流れ去ってしまう。表面加工に使うなら筆的なものを用意する必要がある。
「アクリサンデー アクリル用接着剤」を「アクリサンデー」と呼んでるブログなどがたくさんあるが、アクリサンデーはこの接着剤を作っている会社の名前である: アクリサンデー株式会社。「アクリサンデー研磨剤」とかもあるのでこの接着剤を「アクリサンデー」と呼ぶのは、呼び名として適切ではない。商品名がないので成分である「二塩化メチレン」で呼ぶのがいいかも。
その他手法のリンク集
アセトン+ポリプロピレンのケース
3Dプリンタの表面処理 : 東京工業大学 ロボット技術研究会
アセトン+ガラス瓶+ホットプレート
→ホットプレートは必要ないという意見あり
Make: Japan | アセトンで3Dプリントした作品を滑らかにする術
アセトン+コンテナ+ペーパータオル+アルミホイル
→コンテナの素材が不明
アセトンでABSの表面処理をしてみた / 3Dプリンターで出力したABSの作品に使えます 3Dプリンター - YouTube
→ポリプロピレンのケースを使っている
二塩化メチレン
3Dプリンタで PLA 造形した際に生じる積層痕を100円ショップのマニキュアトップコートで綺麗にしてみた | 歯科とスリィディと私
→アクリサンデーの接着剤(二塩化メチレン)で溶かし、マットになるので追加でマニキュアトップコートを塗っている。対象はPLA。
3Dプリンター出力後の表面処理(パテ編) - Qiita
→ ポリエステルパテを使っている
PLAフィラメントで造形したアイアンマンの仕上げ加工 | 3DP id.arts
→ガッツリ研磨している