20181031 勝手にSaPIDを語る夕べ
Systems analysis/Systems approach based Process Improvement methoD
SaPIDは、1.0→3.0でだいぶかわった
書籍は1.0の話
みっきーさんは外部参照が好き
SaPIDは全体像がわかりづらい
MODE 0 〜 MODE5 がわかりづらい
Viable System Model でイメージしようとしてしまう
南米の政府系で、このモデルがうまくいった事例があるらしい
エンプラ系の文脈でうまくいったらしい
エンタープライズアーキテクチャ 2000年くらいにブームになった
経産省が主導した
国に比べれば、企業は小さな「システム」 どのような考え方をシステムモデルとして考えると、、、(聞き逃し)
そのときに使われたモデルがViable System Model
将来の環境を予測して
上の人が考えて
下に対してガバナンスをきかせる
SaPIDとの繋がり モード(対象範囲)がひろがっていく、の感覚と、このVSMの感覚が似ていた
System ONE は相似形になっている
チーム間、組織間の進め方のナレッジも、VSMに入っていた気がする
SaPIDの拡張が、みっきーさんはうまく理解できない
System3が、SaPIDにはない → みっきーさんは、System3の横暴に懲りたのが理由だと思っている
ガバナンスをきかせても、改善活動は進みませんよ
みっきーさんは本部スタッフと喧嘩をする人だった
SaPIDとSaPIDでないものの境界
HAYST法か否かは秋山さんで、厳しい
ゆもつよメソッドか否かは湯本さんで、ゆるい
かおりっとさんはSaPIDの考え方・要素を借りてきて使っちゃう
SaPIDのファシリを取り入れたりする
「SaPIDを使ってます」とは言わない「SaPIDの要素を使ってます」と言う
あだちさん「SaPIDでなければならない というものはありませーん。何か名前をつけないとわからないので名前をつけただけですよー。」
かおりっとさん「それ大事だよねー」「スキー」みたいな感じで取り込んでる
みっきーさん、かおりっとさん「最初はテクニック集に見える」
軸は「自律的な行動」
みっきーさん「自社や他社でうまくいったプロセスを持ち込めば、うまくいくはず」
ビジネスプロセスリエンジニアリングだったら、割とうまくいく 王道
ところが、IT系のプロセス改善はうまくいかない
理屈は正しいが、うまくいかない
不勉強な人「決まったことなんで、やってください」
例:テスト計画書を作りなさい!
→ サンプルはないんですか? → 一部だけ変えて完成にしちゃう
→ おまえら頭使えバーカ → 最低限の行動で「やったことにしよう」という姿勢
→ 改善活動が内向きになる → それが事業部評価になった途端、改善活動の流れにあわない仕事を請けなくなった
→ そして全体の業績は下がる
プロセス改善は工数がかかる→脳筋になるとそれに2人月使ったりする
SaPIDでは、変化の起点は自分
個人でやっている場合は良いのだけれども、組織に広げようとすると難しいものがある
かおりっとさんは、SaPID愛を社内で語らない→押し付けになっちゃうから
ほんのり導入する トップダウンでは自律的ではない
SaPIDは利益にならない(?) これほど効率の悪いことはない
フレームワークとか売ってる方が楽 トップダウンでどーんと売れるからビジネスモデルとしては良い
「自律的」という言葉をネガティブに受け止める人がいる
エゴは低くしないといけない
抜苦与楽(ばっくよらく) → かおりっとさんは「初めて聞いたけどピンときた」
SaPIDファシリテーターは「伴走者」のイメージ
いないと、その人はゴールにたどり着けない
直接、力を貸すかというと、しない
やりたいと思ってもうまくいかない
本を読んでもうまくいかない
それは、テクニックを知らないから、ではない
テクニックでは「ないところ」をつかむ
禅的なもの? 言葉にならない何かをつかむ (かおりっとさんめっちゃ頷いてる)
みっきーさんは否定派
にしさん あるソフトハウスの例
仕様書をちぎって渡すとC言語に翻訳してくれる
ただ、「無」なの。(そんな人に対して)どうしたらいいですか?
幸せという概念自体がない → いまの状況に不満もない
最初に心に火をつけるのが難しい? 熱を周りに浴びせるとうまくいかない?
日々を「無」で過ごしている人もいるんじゃないの?
カイゼン・ジャーニーとSaPIDのファン層(?)は似ている
ソフトハウスの例 → 「手数を増やす」という考え方はある
嫌なものを減らす 身近な悩み事がないかを考えるところから始める
まわした方がSaPIDっぽい
「そんな時間は無いと言われる」
「『時間がない』というのは、考えたくない人の常套句」
「変わらない楽」をとる 忙しいけど
無の人から、無じゃない人への状態遷移
お客様に契約切られたり、売り上げが下がったりすると、改善の動機になる
悪魔のサイクルと天使のサイクル
悪魔のサイクル→不満に思っていることをあげて循環図にする 書けるチームは良い
部長が悪者になる → 最初は部長の愚痴しか言えないけど、徐々に仕事の問題点が言えるようになる
天使のサイクル→次に、こうなったらいいよね、というサイクルを書かせる
部長が責任者になる
ポリシー
三方よし
みっきーさん 「キャッチフレーズとしてはいいけど、行動指針に落とすと大変になる」
お客様のためになるなら、売り上げ下がってもいいという人が出てくる(それはダメ)
かおりっとさんは「何よりも人が中心」最初はチームの内側に目が向く
エゴが強くなると、周りに犠牲者が出る 改善活動でうまくいくと、天狗になる
かおりっとさん「三方よし、は最初あまりピンと来なかった」最初からそこをやろう、はちょっとピンと来なかった
「三方よしは事業継続性的にはそうだと思っている」
「事業継続性を考えない人も多いからね」
共創
かおりっとさん「大好きです」 ひとりじゃない、というところ
ひとりで改善する、はSaPIDらしくない 補完しあう
ZONE シリコンバレー流 科学的に自分を変える方法
シールズの行動規範
みっきーさん チームがZONEに入ったことがあった 全く無駄がない 高揚感がすごい ただ、遮るものがないから残業は増えた
お悩み:役割を限定されている?
権限を持っている人は、技法コレクター
モンキーで見つけたものが評価される
もっとよくできるのでは?
やっていることについて「SaPID」という別の話を持っていく方がいいかもしれない
純粋に楽しんで、それを外に出す方がいい
形骸化した「カイゼン」もある → それに対してネガティブな印象をもつ人もいる
SaPIDは改善推しではない 組織運営とか組織構築とか 改善にも使えるよ、くらい
あだちさんのおはなし
SaPIDは民間療法
自律と自分勝手 自分勝手は自分のためだけにやる 自律は、自分でもやれるけど、あえて周りと協調して何かをやる
ひとりではなにもできない、が前提
ひとりでは、広がらない
原体験を、整理できたものから展開している
安直な思考停止を防ぐ(?) ビジネスは三方よしがないと続かない
嫌いなスポーツはやらない 好きなスポーツは見るし、やる
改善も、好きな人と一緒にやるくらいでいい