リペア技術を身に着けたい理由
リペアする技術を身に着けたい理由は何じゃろかkbyshwtn.icon
素朴にモノを直すのって楽しいね、くらいのもんだが。
元々原理を知るのが好きではある。音楽聴いててなんだこの音!ってなるとき、そのサウンドデザインの原理も基本的にユニークだったりする。サウンドデザインをやりすぎてそういう原理的な差分に鋭敏になる鶏と卵みたいな側面はあるけど。 その原理に最も手軽に近づけるのはリペアなのだろうか。 いや、リペアは必要性が向こうからやってくるから都合がいいんだろう。
誰かのために新しく何かを作るというほどの意志はない。新しいエフェクトチェーンを開発してるうちにdaisy seedをやってみたくなる、みたいなことはあるとしても、やはりそれは必要性が制作の現場から立ち上がってきている。 PAも誰かのためではなくて自分の実験(音と経済と労働とコミュニティへの関心)のためにやっていたことだし。 今リペアしたいのは単にそれだけ仕入れの幅を増やせて儲かるから、なんだろう。
実際には効率が悪いけど楽しんでできる、という意味では良き職。ただのせどり/ファイナンスでは後ろめたいところもあるし。 ついでに新たに色んな原理を知れることも楽しいし。
そういう自己の都合はさておき、モノがあるべき姿に戻ることの徳を感じるところもある。
貧乏性だから投入された労働時間を無視してまで、原価レベルで安くモノが手に入ることに喜んでしまう性もある。
ジャンクネスに惹かれてる、ということはあまりない。
未だにジャンクな古い機材への偏愛、みたいなものをやや蔑視しているフシはある。
技術の進歩を舐めるなよ、と。無論進歩する必要がない領域で無駄に進歩感見せつけてこられると腹は立つし、進歩によって失われた何かを軽視してるわけでもないが。
でもやっぱり古びたアナログ卓を自信満々に見せつけられたらそれで労働する側のことナメてる?と思ってしまうし、RAMSAがゴロゴロ転がっているこの国のライブベニューに絶望したりはするわけで(せっまい箱にラインアレイが考えなしに入ってたらそれはそれで冷笑してしまうが) まあこういう信仰の末端で飯食ってる人間なのであんまりやーやー言っても仕方ない。みんな機材買ってくれてありがとう、の気持ち。
あー。リペアを通じて原理を知りたい、という欲望にはマーケティングへの抵抗心も駆動してるんだろうな。
マジックはあるかもしれないが言われているほど起きない、を確認したい、というか。
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