Macのスリープがすぐに解除されてしまう場合の原因究明
スリープさせてもすぐに復帰してしまう。省エネにならないし、夜中だと画面が眩しい。
ログを追うことで、おそらくなにが原因か探るヒントになると思う。
log show --last 30m --style syslog | fgrep "Wake reason"| less
--last の引数は過去30分以内のイベントを取ってくる
時間で指定するときは[m|h|d]項目数で指定したいときは単に数字
log show -hで引数の詳細が調べられる
ここで、スリープが解除される原因がわかる…ときもあるとは思うが、私の問題はここではなかった。
Wake reason:の後にいろいろあるのでググってみると良い。USBハブ等を接続している場合は、何か悪さをしている事があるらしい。でも、私はなにも接続していなかった。
次に、上記コマンドでヒントが見えない場合にパワーマネジメントのログも見ると良い模様。
pmset -g log | fgrep "Wake Req" | less
-g log displays a history of sleeps, wakes, and other power management events. This log is for admin & debugging purposes.
pmsetコマンドのオプションはman pmsetで調べる
ログの1行が長いが、末尾の方に原因の根源が示されていた。
私の場合、とあるUSB機器に紐づけられた常駐ソフトウェアが、該当機器を探し回っていた模様。先述したとおり、そもそもこの機器を接続していなかったので、接続した上で再起動をしてスリープ解除し、現象は治った。
以上
以下余談
macのスリープの実験を行うとき、キーボードショートカットで実行すると効率が良いと思う。
⌘ + opt + eject or ⌘ + opt + power
一方で、日常使いするなら、以下のショートカットも便利。ダイアログを出した後、スリープ、再起動、システム終了を選択できる。
ctrl + eject or ctrl + power
ダイアログの後以下のキーを押す
S スリープ
R 再起動
Enter システム終了
esc キャンセル
以上余談