日本十進分類法
日本国内で一般的に利用されている書籍の分類方法。NDCとも
森清がデューイ十進分類法(DDC)の体系をもとに1928年に作成・発表された
公共図書館と学校図書館ではほぼ100%の普及率
1949年に文部省が「学校図書館の手引き」で紹介したこと、国立国会図書館が和漢書の分類に採用したこと、国立国会図書館が作成・配布していた目録カードに使用されていたことなどによる
国立国会図書館はのちに国立国会図書館分類表(NDLC)へ移行しているが、NDCでの分類も継続して行っている
分類概要
第一次区分
知識全体を9つのグループに分け、1から9までの分類記号を付与する
9つのグループのどこにも入らないものを0に入れる
第二次区分
各グループをさらに9つに分け1から9の分類記号を付与する
そのうちどこにも入らないものを0にする
例えば「9」の文学は「日本文学」や「中国文学」などの分野に分けられる
第三次区分
第二区分をさらに9つにわけ1から9の分類記号を付与する。
そのうちどこにも入らないものを0にする
例えば「91」の日本文学は「911」が詩歌、「913」が小説というふうに分類記号が付けられている
具体分類
日本十進分類(NDC)検索 | 市川市公式Webサイト
参考文献
日本十進分類法 - Wikipedia
No.1 分類について ―「本はどんなふうに並んでいるの?」 | 京都府立図書館
No.10 分類について -様々な分類のおはなし- | 京都府立図書館