Donald Norman
もうこれしか図書館になかった
いや、読んでません バイブリーディングした
2011年12月、SF作家でジャーナリストのコリー・ドクトロウは、ベルリンで開かれた第28回カオス・コミュニケーション会議で「汎用コンピューターの世界の来たるべき戦争」(The coming war on general computation)19という、すばらしい講演をした。彼はこう言った。コンピューターが本当にノーマンの言うような小さくて見えなくて快適な専用機器(appliance)になる唯一の方法は、スパイウェアを仕込むことだと。
最近では、マーケティング部門の連中は「あらゆるプログラムを走らせるコンピューターではなく、ストリーミングやルーターやXboxのゲームみたいに、特定のタスクだけをこなす専用機器が欲しい」と言う。けど現実には、コンピューターを専用機器に仕立て上げるとき、単に“専用アプリだけを走らせるコンピューター”を作っているわけではない。全てのプログラムを実行可能なコンピューターに、rootkitやスパイウェア、コード署名を組み合わせ、どのプロセスが動いているかをユーザーから隠蔽して、好きなソフトをインストールできないようにして、不要なプロセスを終了できないようにしている。言い換えれば、専用機器っていうのは、機能を絞ったコンピューターなんかじゃない。最初からスパイウェアが仕込まれているフル機能付きコンピューターなんだ。
プロプライエタリジジイ