授業の円滑な実施のために
ネットワーク 実際の運用時にできるだけ近い形で確認を!
回線速度が1台では問題ない場合も30台で同時に動かすと実用にならない場合もある
フィルタリングは先生IDでログインしたときと児童IDとでルールが違う場合がある
ブラウザ・アプリ
IE で使えていた Scratch が3.0になって IE 非対応になった
Chrome で Flash の動作を許可しておく(復元ソフトが走ると元どおりになってしまうので注意)
標準ブラウザは IE だが、Microsoft も Edge を推奨しているという資料を添付して市教委に Chrome を追加してもらえないか問い合わせたところ、実現して快適な環境になった。
Windows の導入形態によってストアアプリがインストールできない場合がある(例 micro:bit のアプリ)
機器の準備
起動に時間がかかる環境の場合、授業開始前にPCを立ち上げておく
予備の端末が用意できる場合は、他のものと同様に立ち上げておいてすぐ差し替えられるようにする
レゴなどBluetoothで接続するものはどの個体と接続するのか分かるようにラベルを貼っておくなどしないと、思っているものと違うものにつながってしまって気付かない場合がある
基本スキル
マウスの使い方に習熟が必要(ドラッグ&ドロップ、スクロール)
マウスの左ボタンに丸シールを貼ると、「赤丸ポチッとしてね」など低学年で初めてマウスを使うときに指導しやすい
Windows の基本操作(×で終了、□で最大化)の確認
キーボード入力も基本的なスキルが必要(日本語入力ON・OFF、ローマ字変換・確定)
休み時間にPC室を開放してスキルアップの時間とする
先生たちにもPC基本用語の知識が必要(ブラウザ、IE、Edge、Chrome…)
Scratch
アカウントを作成してログインするとクラウド上に作品が置ける
教師用アカウントを作成して児童のアカウントを取ることができる
Viscuit
作品を大きな海(ビスケットランド)に送るとき、送る前に「大きな海に行っちゃうけど、消えてなくなるわけじゃないからね〜」などと事前に言っておかないと子どもたちが混乱する
8桁の数字で同じ世界に入るので、番号を間違えないようによく確認させる。エラーで入れなければ気付くが、偶然他の世界に入れてしまうと気付かなくてあとで行方不明になる
絵を描くことにはまってしまうとプログラミングの時間が少なくなるので注意
ビスケットランドはブックマークで保存しておく
micro:bit
USBでのデータ書き出しが可能になっているかセキュリティの設定などを確認する
SKYSEAの環境でmicro:bitを使う場合は、個別のベンダコードとシリアルナンバーを管理者が設定してやれば使用可能