非特定テレビ視聴履歴データを用いた就寝前後における視聴チャンネルの関係性分析
松田悠斗, 林虎太朗, 松田裕貴, 池尻拓巨, 横田哲弥, 松田裕貴: “非特定テレビ視聴履歴データを用いた就寝前後における視聴チャンネルの関係性分析,”研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI), Vol.2025-UBI-87, No.49, pp.1-8, 2025年9月.
Abstract
テレビ業界において,現場の経験として共有されている「就寝前に視聴していたチャンネルを起床後にも継続して視聴する傾向がある」という事象が存在する.しかしながら,この事象が普遍的に生じる事象かどうかについては,これまで分析されていないのが現状である.データに基づきこの事象の解析を通じて,番組編成や広告戦略に役立つ知見が得られる可能性がある.そこで本稿では,在阪5局の非特定テレビ視聴履歴データを用いて抽出した就寝前後の視聴ログに基づき,睡眠を挟んだテレビ視聴行動の連続性の分析を行った.分析の結果,就寝前の視聴チャンネルの起床後の平均継続視聴時間は約30分,1時間の内の平均合計視聴時間は約50分となり,現場の経験は定量的に支持された.また,就寝時間帯による視聴傾向の差は見られなかったが,チャンネルによる傾向の違いが確認された.
Links
BibTeX
code:references.bib
@inproceedings{bib:yuto_ytv_ubi87,
author={松田悠斗 and 林虎太朗 and 松田裕貴 and 池尻拓巨 and 横田哲弥 and 松田裕貴},
title={非特定テレビ視聴履歴データを用いた就寝前後における視聴チャンネルの関係性分析},
booktitle={研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)},
volume={2025-UBI-87},
number={49},
year={2025},
pages={1--8},
}
https://scrapbox.io/files/68ca690fb75de9552b234023.png
Category
Conference
Keywords
Collaborating Organization