緊張とはなにか
一旦の結論
緊張状態にある、とは
及びRR間隔変動の呼吸性成分の減少
呼吸周波数の上昇
中でも交感神経のα作用が強く影響していて
収縮期血圧と脈波振動が負の相関を示す
ということである。
この結論は生理的反応についての結論である
前提
感情には主観的体験と生理的反応に分かれる
どうも主観的体験はちゃんと測る術があまりなさそう
テストの種類とほとんど無関係に出現し,しかも問題が難しく解答できずにいるときや,テスト中だけでなく問題を提示されたときやその説明を受けているときにも出現した症例~精神的緊張が突発波を誘発する賦活要因と考えられた。 特定のテストで突発波が賦活される以外に,問題を提示されたときやその説明を受けているとき,問題の解答に窮しているとき~……
主観的報告もなされているか。
これ昭和42年の論文やん!すご。
いやめっちゃおもろそうだけどこれ本筋に関係ねえな!
緊張の指標は心拍数上昇としている
不安、警戒との連想がある
自船の位置を確認しようとするが~なかなかわからない。~水先案内人によって自船の位置を正しく確認できるとただちに心拍数は下ってくる。これは必要な情報を把握し難いために起る不安反応、警戒反応の一つであると考えられる。
要約
https://gyazo.com/7d8cb6c1458f82897279e9e149ffc999
主観的評価から、与えた刺激は適切に緊張をもたらす刺激であり、心拍率(HR)、収縮期血圧(SBP)、 脈波振幅(PWA)などが有意に変化した。さらに主観的緊張状態に対応して、HR、 PWAが変化することがわかったが、主観的不快度とは関係がなかった。主観的緊張度に対応するこれらの応答は皮膚交感神経のα受容器応答によるものであることから、緊張状態の客観的評価には皮膚交感神経活動に基づく指標を検討すべきことが確認された。 オイオイ、わりかしわかってたことだけど神経科学に片足突っ込むな。
というかこれDL権購入しないと中身見れないわね。
これが研究成果っぽいが、なんと英語がよめません。えーん。
か~? ちょっとむずそうすぎ
緊張場面においては交感神経のα作用が強く影響し、収縮期血圧と脈波振動が負の相関を示す
α作用は血管を収縮させる働きっぽいな。
脈波振動は指先で測る脈の振動のことかな。
これまでの我々の実験室内での基礎実験では,暗算などの精神負荷により,一般的に心電図RR間隔の短縮(心拍上昇),RR間隔変動の呼吸性成分の減少,呼吸周波数の上昇などが観察されている
心電図RR間隔=心拍の間隔でよさそう
心拍数は迷走神経活動を介して、自発呼吸運動とともに変動(吸気時に増加、呼気時に減少)する、この呼吸とリンクした心拍変動は呼吸性洞性不整脈respiratorysinusarrhythmia(RSA)と呼ばれる。呼吸性洞性不整脈に及ぼす低酸素血症の影響 血圧性変動成分の大きさを短い計測時間で同定することが難しいことから,ここでは自律神経支配の異なる二つの指標として,平均RR間隔とRR間隔の呼吸性変動成分の大きさ(RSA)を用いることにした.
つまり、「心拍数の上昇」と「呼吸でそれが操作出来てるか」が指標になってる。「呼吸周波数の上昇」はそのまま、息が荒くなってるってことだろう。
コウテイカボチャ:聴衆に肯定的な反応を重畳する発表時緊張感緩和手法利用統計
一対一とはまた違いそう
てか劇的に面白そうなタイトル
Lazarus(1991b)は,情動や感情の生成に環境に対する評価が介在するという彼の理論的立場から,安堵感を起こす個体と環境の関係性を,“自分の目標にそぐわない苦痛なことがよい方向へ変化する,あるいは,取り払わてること”と報告している
Roseman(1991)は,安堵感を,“確実に罰が存在しない状況”という評価から喚起されるポジティブ感情であると述べた.
これ心理学のやつ
引用被引用見れば文献あたれそう
引用文献:アラウザルチェックリスト(GACL)から見た顔のマッサージの心理的緊張低減効果
⇢Thayerの次元理論 3次元感情状態尺度の作成
Thayer(1967,1978)は、単一の覚醒の次元で複雑な感情の変化を説明できるのかという疑問から、緊張覚醒、エネルギー覚醒という2つの主観的覚醒の概念を提案した。彼は覚醒の反応は心理的生理的反応の統合を表し、生理学的な立証のあるコンセプトだが、自覚的な心理学的レベルで最も明確な解釈が可能であると考えた。緊張覚醒は危険への反応や危険の予測、ストレスの影響を受けて変化し、エネルギー覚醒は24時間の生物学的サイクル、健康、身体的運動などの影響を受けて変化する覚醒であると定義した。Thayerは気分や感情はこの2種類の覚醒の変動によって生じると考え、覚醒という側面から測定する自己報告質問紙Activation-DeactivationAdjectiveCheckList(ADACL)を作成した。
GACLはADACLの日本語版らしい
https://gyazo.com/e80b61d502d40ba949484dc38e388524
UMACI、は個人の特性(traits)ではなく,状態(states)を測定する尺度であると考えられた.また,エネルギー覚醒と緊張覚醒は,自律神経の覚醒度(例えば,緊張性の皮膚電気抵抗レベルや心拍)と正の相関があるが,快感度との間には相関はなかった.さらに,作業負荷は緊張覚醒を増し,エネルギー覚醒と快感度を低下させ,痛みは緊張覚醒のみを増加させることが報告されている.
感情・覚醒チェックリストの作成と信頼性・妥当性の検討
やっぱ感情心理学か。
感情心理学入門とか読んでもいいかも
敏感すぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる
本。試し読みの感じはいいが、臨床分野だから違うかも
緊張、イライラ、不安が消える 自信をつける心理学
試し読みの感じ書いてることはイイんだが、PHPなので出典があるか気になる。
著者の論文調べたらあんま出てこないしなぁ。論文が全てではないが論文のこと好きなので、学者を論文の数とか面白さで見ちゃう
緊張とネガティブな情動が怠学行動に及ぼす影響
あんま関係なさそうだが面白そうなもの
この人の論文おもしろそ〜
人体の正常構造と機能(医学書)